WEB制作会社への営業メールの書き方に困っている人
WEB制作会社への営業メールってどう書けばいいのかな?
WEB制作会社への営業メールの効果的な書き方を知りたいです。
駆け出しのWEB系フリーランスや副業でも、案件受注できるのでしょうか?
とはいえ、営業経験もまったくなく、営業メールの書き方さえ知りません。
WEB制作会社からのメールの返信率を高め、案件受注につなげたいです。
こんなお悩みを解決します。
本記事を読めば、WEB制作会社から案件受注につながる企業向け営業メールの書き方がわかります。
返信が返ってくるかは、営業メールの内容次第。
その多くはスルーされるのですが、返信率を高くする企業向け営業メールさえ書くことができれば、案件受注に手が届きやすくなります。
テンプレも用意したので、ぜひご覧くださいませ。
なお、僕の返信率は3割ほどです。
プロ野球の打率でさえ3割なのだから、3割という数字はスゴい。2割でもオッケーです。
✔︎本記事の内容
- 案件受注率を爆上げする企業向け営業メールとは
- 案件受注率を爆上げする企業向け営業メールの書き方
- テンプレを用意しました
そんな効果的な企業向け営業メールを使って、案件受注している僕が解説します。
それでは、さっそくみていきましょう。
案件受注率を爆上げする企業向け営業メールとは
一言でいえば、「あなたに依頼するメリットはあるのか」ということ。
当たり前ですが、WEB制作会社にフロントエンドの仕事が多く集まります。
つまり、営業メールはWEB制作会社を中心に行うと仕事が取りやすいです。
あなたは、WEB制作の仕事を欲しいと思っている。では、どうすれば仕事をもらえるのか。
- WEB制作会社から返信される
- WEB制作会社にたくさんの仕事がある
- 信頼される
それでは、返信率を高める「企業向け営業メール」の書き方について解説します。
そもそも、返信される必要がある
案件受注につなげるためには、まずWEB制作会社から返信がこなければ意味ない。
返信がこなければ、面談や打ち合わせに進めないからです。
- スルー
- この人ちょっと、面白そうだな
- ちょうどこーゆう人が欲しかったんだよね
少しでも企業側が「あなた」の存在に食いつけば、返信率はグッと上がりやすくなります。
そのためには、企業のニーズがあなたのスキルと一致している必要がある。
その企業ニーズを分析し、企業に寄り添った営業メールを書かなくては返信がこない可能性が高い。
企業ニーズを理解する
企業が抱えている悩みを理解することが重要です。
つまり、「企業に寄り添う」ということです。
なぜなら、その悩みこそ企業が解決したいニーズだからです。
たとえば、、、
- 人手がぜんぜん足りていない
- とはいえ、人件費にはお金をかけたくない
- 繁忙期だけ手伝って欲しい
- 細かな修正だけ、依頼したい
こんな悩みを企業は抱えています。
それを、「あなたのスキルで埋めてあげる」ってわけです。
つまり、「御社の悩みをわたしが解決できます」って伝えてあげればオッケー。
WEB制作会社に仕事は多くあるのか
そもそも依頼したい仕事がなければ、返信はありません。
企業のホームページを見れば、「SOHO」「フリーランス歓迎」とか出ていると思いますので、それを参考にしてみてください。
とはいえ、そんなこと気にしていてもあまり意味はありません。
とにかく「打席に立つ」ことを意識してください。
つまり、営業メールの数です。
従業員が多い企業だと返信率は低め
僕の経験上なのですが、企業規模が大きいと返信率は低めです。
なので狙い目は、従業員が50名以下の小さなWEB制作会社です。
なぜなら、小さい会社ほど仕事に対して人手が足りないからです。
そしてWEB制作会社が依頼したいと思っている、主な業務は下記のとおりです。
- コーディング案件
- デザイン案件
- WordPress案件
- 修正、メンテナンス
小さな会社ほど、手が回っていないことが多い。
それだけ仕事があるということなので、誰かに手伝ってもらいたいと思っているハズです。
とはいえ、あなたの信頼はゼロですよ
ハッキリいうと、メールを送った時点での信頼はゼロです。
いきなり、どこの馬の骨かもわからない人からメールがきたら、普通はスルーしますよね。
しかし、ちょっと試しにメールを開いてみたら「おっ、この人イイかも」となるかもしれません。
その営業メールをみて、「我が社にちょっと可能性を感じるな」と期待されれば返信される可能性は高いです。
つまり、営業メールの書き方とポートフォリオが重要になります。
とはいえ、この段階でも信頼はありません。
「では実際にお会いしましょう」となって初めて、信頼が生まれます。
返信率を爆上げする企業向け営業メールの書き方【つまり、企業愛です】
それでは、本題に入っていきます。
- 実績があるか
- 依頼するメリットはあるか
- 一緒に働きたいか
ポイントは「企業に寄り添う」ことで、不安を取り除いてあげることです。
つまり、「企業愛」です。
実績がある【とはいえ、コレといった実績はありません】
結論、未経験の場合は実績=ポートフォリオです。
おそらくみなさん、ここで悩みますよね。
「実績がない」「実務未経験」と... すでにクライアントがいれば、それは大きな実績になります。
僕も実績という実績はありませんでした。
なぜなら、本当の未経験だったから。
しかし、ここで実績がないからといって諦めたら負けです。
企業側もその辺はある程度はわかっているので、実績はポートフォリオとして勝負していかなければなりません。
スキル証明がハッキリしていれば、企業側の不安を取り除くことができます。
つまり、コレも企業愛です。
究極、ポートフォリオしかみていない
実務未経験となったら、見ているところはポートフォリオしかないです。
どんなに「やる気がある」「できます」というのは誰でも言えます。
「あなたのスキルの証拠を見せて欲しい」と企業側は思っています。
- HTML/CSS/jQueryなどがデキる:実際にコードも添える
- WordPressがデキる:オリジナルテーマを自作する、個人ブログを見せる
- ポートフォリオを見せる:スクショやコードだけでなく、動画や解説も添える
わたしは「これくらいデキるのだから、仕事をください」くらいのスタンスで挑まないとダメです。
ポートフォリオに手加減は絶対にダメです。
あなたに依頼するメリットはあるのか
企業側にあなたを雇うメリットがあればいい。
一定のスキルがあるのを前提として、下記の要素を求めています。
- 報酬単価
- 柔軟性
- 誠実さがあるか
ちょっと言葉は悪くなりますが、「使い勝手がいい人か」ですね。
フリーランスは正社員とは違い、いつでも首を切ることができます。
報酬単価
基本的には「御社の規定に従います」でオッケー。
ただ、他のフリーランスと差別化を図るなら「低単価でも承ります」といった価格で差をつけるのもアリです。
とはいえ、企業側も低単価交渉は慣れている場合もあります。
そもそも、低単価すぎるとフリーランスが消耗して、結果的に企業にもダメージをうける可能性があります。
案件受注したら、信頼を積み上げ、単価アップの交渉をすればオッケーですよ。
柔軟性
企業との連絡がスムーズにデキるかということ。
- チャットツールを使えるか
- 平日・土日対応は可能か
- 途中で仕事放棄をしないか
チャットツールに関しては、Slackやチャットワークとかですね。
社会人なら当たり前でして、チャットツールを使っていないと、もはや「常識なし」です。
チャットツールを普段から使っていることや、対応可能時間を予め企業に伝えることで、企業は安心感を覚えます。
また、フリーランスではよくあることらしいのですが、突然に消息が途絶えることが多いそうです。
「えっあり得ないじゃん」と思いますが、「継続的にお付き合いしたいです」と匂わせておくと良いです。
柔軟性をしっかり伝えることも、企業愛です。
なお、「納期は必ず厳守します」「しっかりと報告をします」とか当たり前のことを書くと、逆にマイナスな印象なのでやめましょう。
誠実さがあるか
「この人なら仕事を任せても大丈夫そうだな」と安心させることですね。
企業側に不安を与えないことです。
ここ重要です。
じゃあ、その不安は何かというと、、、
- 個人情報をすべて打ち明ける
- しっかりとしたポートフォリオを作る
- 社会人としての一般常識をわきまえる
- 何ができて、できないかを明確にする
- 企業分析をする
上記ができていれば、企業側の不安も少なくなり、「あなた」をみてくれようと思うハズです。
とはいえ、最重要はポートフォリオでして、これがイマイチだとぶっちゃけ厳しいかもです。
しかし、気をてらったポートフォリオは求められておりません。
たとえば、jQueryガチガチのイケイケなサイトとかですね。あとは、Bootstrap臭さいサイト。これは実務でほぼ使われていません。
大事なのは、、、
- ユーザーファーストか(見た目、余白の使い方、フォントの統一性、軽いか)
- コード(修正しやすいよう、整った設計か)
- スキルが明記されているか
- 制作物の説明がされているか
必要な情報を正しく相手に伝えるポートフォリオを目指しましょう。
一緒に働きたいと感じるか
社会常識や熱意、企業分析はできているかがメールを通して伝わればオッケー。
Win-Winの関係になれるかどうかです。
- メールの文章は誤字脱字はないか。敬語がしっかりできているか。
- ポートフォリオにやる気が感じられるか
- 企業を通じた、地域活性化を考えているか
企業に未来を見せることができたら、脈ありな返信が絶対にきます。
地域活性化
ちょっとしたテクニックなのですが、
メールの最後に「WEB制作を通じた地域の活性化に貢献したい」などと匂わすと、企業側の心が動きやすいですね。
実際に、地域愛を掲げている企業は多いです。
- 自分自身が、その地域出身で愛着がとてもあること
- 企業が地域活性化に取り組んでいること
- 自分と企業の理念がマッチしていること
この辺を意識して、営業メールを書くと返信率は高くなります。
テンプレを用意しました【営業未経験でもオッケー】
というわけで、テンプレを作りました。
営業未経験でもまったく問題なしです。
マルパクリはNGですが、テンプレあると便利です。
【営業未経験】WEB制作会社への企業向け営業メールのテンプレを用意した【打率は3割】
というわけで、今回はここまで。
WEB制作会社から継続的な案件をいただければ、その後、営業は一切不要になります。
コレがクラウドソーシング系だと毎回営業なので、かなり消耗するハズです。
WEB制作会社に営業することが1番手っ取り早いので、勇気を出して営業活動しましょう。
アディオス。