ビットコインについて知りたい人
最近よく聞くけど、ビットコインって一体なんですか?何それ、美味しいの?
仮想通貨?
えっ、仮装コンテストに出場するお金?
2020年、ビットコイン界隈がヤバイっすね。
小学生のぼくにでもわかるように、わかりやすく教えてください!(あっ未成年だと基本、仮想通貨の口座開設ができません…。たぶん。)
こんなお悩みを解決します。
本記事を読むと、ビットコインや仮想通貨への理解が深まります。
前提として、仮想通貨の一種がビットコイン(BTC)。仮想通貨は、3,000種類以上もありますが、中でも「ビットコイン」が一番有名。ビットコインの発明者サトシ・ナカモト(正体不明)の論文により、今にいたる。
✔︎本記事の内容
- ビットコインとは何か、世界一わかりやすく解説
- ビットコインの未来は明るい
僕自身、ビットコインをはじめとした仮想通貨に関しては、思い込みで人生から排除していました。たぶん、この記事を読んでいるあなたも、人生からビットコインを避けていると思われ。
僕は2017年くらいから注目していましたが、当時は金なし大学生。つまり、勉強もせず「怪しい」「詐欺だ」と他人事のように思っていました。
とはいえ、2020年「ビットコインの可能性」が明るみになってきました。下記が示すビットコインのチャートをご覧ください。

https://coin.z.com/jp/corp/information/btc-market/
2017年頃までは完全に「怪しい」存在。
しかし、2018年くらいから昇竜拳で爆伸び。そして紆余曲折があるも、2020年後半から再びビットコインの価値が爆伸びしました。
爆伸びした理由は、世界的大企業の参入。
他にも要因があるのですが、別記事で解説します。
世界的な大企業が参入したということは、ビットコインに価値があると判断しているからですね。僕たちよりも頭のいい人類が先駆けて投資しているってわけです。
というわけで、ビットコインについて解説します。
Let’s、ビットコイン 。
ビットコインとは何か、世界一わかりやすく解説
ビットコインについて、わかりやすく解説します。
サルでもわかるよう、専門用語をわりと排除します。
それでは、ビットコインとは何かをザックリと解説します。一言でいうのはわりとムズイので、まずは下記をご覧くださいませ。
ビットコインは実態を持たないバーチャルなお金で(仮想通貨)、電子データにすぎず(デジタル通貨)、特定の国に属さず(国際通貨)、参加者みんなで運用し(分散型通貨)、暗号を解く「鍵」がなければ送金できません(暗号通貨)。「いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」より引用。
う〜む、小学生のぼくでは、チンプンカンプン。
激おこプンプン丸なので、もう少し噛み砕いて解説して下さい。
①:実態を持たないバーチャルなお金(仮想通貨)
目に見えない、手で触ることもできない、耳でも聞こえない、匂いもしない、食べられない…。そんなお金。
- 現金:財布に入れて持ち歩ける(物として実態がある→リアル)
- 仮想通貨:財布に入れて持ち歩けない(物としての実態がない→ヴァーチャル)
※ビットコインは、取引所が用意したクラウド上に保存されているので、ほぼほぼ紛失の心配がない。とはいえ、「ウォレット」と呼ばれる仮想通貨専用の財布もあるので、実態がないわけではない。取引所が心配なら「ウォレット」で管理するのもアリかなと。
「現金=安全・安心」と思われがちですが、この思考は令和以降だと完全にオワコンです。なぜなら、現金は「裏切り」が多いから。いい側面もありますが、お金の実態は徐々に無くなっていきますよ。事実、CBDC(中央銀行デジタル通貨)の動きが世界で始まっています。日本も例外ではない。
②:電子データ(デジタル通貨)
ビットコインは、電子データです。
財布が「ジャラジャラ」かさばることもなし。
実態がない、デジタルなマネーです。
専用の取引所か「ウォレット」で管理します。
位置付け的には、「電子マネー」や「資産」に近い存在です。つまり、お支払いができるし、投資運用もできます。
2020年現在、一般的に普及しているお金は、下記のとおり。
- 現金:「諭吉」「500円硬貨」
- 電子マネー:「suica」「paypay」
- 金や株や不動産などの「資産」
上記は、自分で保管したり、国や銀行、企業で管理されています。
一方、ビットコインなどの仮想通貨は、国や中央銀行で管理されていません。
仲介業者が用意したクラウド上で保管され、専用アプリや専用サイトから指示を出すだけで簡単に操作できます。
ここで、疑問に思うハズ
えっ、企業が管理しているじゃん?と…。
しかし、安心してください。
暗号通貨の仲介業者の役割は、下記のとおり。
- 暗号通貨の売買の仲介
- 暗号通貨の送金の仲介
あくまで、仲介です。
取引の際に発生する「手数料」がその会社の利益。
FX会社や証券会社と同じような、仲介業者。
ただし、暗号通貨の取引所は、FX会社と同様の「ノミ行為」を行う余地があるっぽい。
とはいえ、ここは心配しなくてもいい。
国内の有名取引所を選べば、基本OK。
あっ余談ですが、仲介業者でビットコインを売買する際は、「販売所」ではなく「取引所」で売買した方が手数料がお安いですよ。
③:特定の国に属さない(国際通貨)
ビットコインは、国や銀行に管理されていません。
その国の通貨として発行されてなく、その価値を保証されているわけではないということ。
日本円が日本円として機能しているのは、日本が「円」を発行し管理していることや、1万円札を1万円の価値があると信じているためです。
たとえば、世界の国とその国の通貨の関係は下記のとおり。
- 日本:円→日銀
- アメリカ:ドル→FRB(連邦準備理事会)
- ヨーロッパ:ユーロ→ECB(欧州中央銀行)
国や中央銀行が、通貨量を基本的に管理している。
だから、金利や景気が左右されています。
ビットコインは、国家的権力から統制を受けない。
つまり、世界中どこでも同じように使える「国際通貨」です。
④:参加者みんなで運用(分散型通貨)
ビットコインは、民主的な運用です。
そして、分散型ネットワークで構成されています。
先ほども述べたように、国や中央銀行が管理するのではなく、ネットワーク参加者による承認によって信頼が担保されています。
これを「P2P」と呼びます。
ビットコインが革新的で信頼されている理由は、下記の技術によって支えられているからです。
- ブロックチェーン
- P2P
- オープンソース
- マイニング
- ハッシュ関数
詳しくはググってもらいたいのですが、
ザックリいうと、、、
不正を働くためのコスト>不正をして獲得できる利益
こういう構造になっています。
実際に不正目的でマイニングに挑戦すると、、、
- 膨大な高性能PC
- エグい電気代
- 寒い地域と広大な土地
- 10分以内に、先頭16桁のハッシュ関数がすべて0になるよう解析&過去全てのブロックチェーンデータを修正
無理ゲーすぎる。
挑戦したい変態は、ご自由にそうぞ。
そして、マイニングに成功すると報酬を獲得。
3回目の半減期を迎えた2020年は、6.25BTC(1,000万くらいかな)
半減期を迎えるたびに、マイニング報酬も半分になります。
コストの方が余裕で高いです。
よって、不正マイニングは不毛。
苦労してまで獲得できるメリットが正直ない。
相対的に不正できない仕組みになっているのです。
よくある仮想通貨の、勘違い
「でも、仮想通貨って信頼できるの?」という疑問の声をよく聞くが、ほぼ信頼して問題ナッシング。
なぜなら、ブロックチェーンやP2P、オープンソース、マイニング等の画期的なシステムによって、信頼性が担保されているから。
とはいえ、ハッキング事件の報道により、「仮想通貨=危険」と誤解している人も多い。しかし、これは完全に勘違い。
ブロックチェーン自体がハッキングされたことは、過去に一度もない。「マウント・ゴックス事件」「コインチェックのネム流出事件」に関しても、問題だったのは取引所のシステム。
ただし、全ての仮想通貨が信頼できるわけではない。ビットコイン以外のコイン(アルトコイン)は、基本信用しない方がいい。
⑤:暗号鍵がなければ送信できない(暗号通貨)
ビットコインは、「暗号署名」という電子署名により、マネーロンダリングによる不正ができない仕組みになっています。
- 現金:所有はできるが、本当に自分が持ち主だと証明できない
- ビットコイン:「暗号署名」という暗号技術によって、全ての所有者が記録
たとえば、、、1万円を持っていたとしても、それが本当に自分の1万円だと証明はできません。
自分の名前が刻まれていませんし、市場に解き放たれたら回収はほぼ不可能。その時に1万円という価値を所有しているにすぎないです。
自分で汗水たらして稼いだ「1万円」も、パチンコで稼いだ「1万円」も、盗んだ「1万円」もすべて同じ1万円。
一方ビットコインは、暗号署名が刻まれており、過去の全ての所有者の名前が記録されている。
ビットコインがどのように取引され、誰を経由して現在にいたったのかが、遡って確認が可能です。
ビットコインの未来は明るい

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ビットコインの未来は、わりと明るいと思う。
賛否両論はありますが、僕は1BTC=最低1,000万は超える未来を予想。
大企業の参入
2020年現在、本格的に世界的な大企業がビットコインに参入し始めました。
アメリカのMicroStrategy Inc. (MSTR) も21,454 BTC(約250億円分)を購入。最近ですと、PayPal参入も話題でしたね。
そして、1BTC=130万→170万くらいまで上昇。ここで大半の人は、焦りを感じてしまう。
しかし、ここで波に乗ってしまうと、たぶん「イナゴ」になる。なぜなら、ビットコインは、ボラティリティ(相場の価格幅)が高いから。
順張りは投資のセオリーですが、暴騰時は例外。
下落したタイミングで「買い」です。
イナゴというのは、暴騰した通貨に遅れて飛び乗ることをいいます。
【余談】ビットコインの発行枚数には、上限があります
実は、ビットコインの発行枚数は2,100万枚。
へー、そーなんですか。
これは、ビットコインの仕様です。
プログラムされており、変更はできません。
また、4年に1回「半減期」が訪れます。
これは、BTCの発行枚数が半分になる仕組みです。
ちなみに、2020年5月12日に、3回目の半減期を迎えました。
では、2020年現在までに、一体どれだけのビットコインが発行されているのかというと、、、
「18,375,000BTC」くらいです。
つまり、全体の87.5%は採掘済みということ。
オーマイガー、BTCオワタ…。
とはいえ、心配ご無用です。
全てのビットコインが発行されるのは、2141年とされています。
あと120年くらいは、残されていますね。
無限に発行され続ける通貨と「金」のような有限の資産、どちらが将来的に価値が高いかは、言わなくてもわかります。
ビットコインは発行上限が決まっているので、「希少性」があるということ。
個人のポートフォリオ資産として、1BTCは持っていた方が良さげかもですね。たぶん、ガチホできたら「老後2,000万問題」は解決できるかもです。僕は、本気で解決できると思っています。
というわけで、今回はここまで。
この機にビットコインデビューするなら、
【初心者でOK】ビットコインの始め方【3ステップで解説/今すぐ始めよう】を参考にしてみてください。