NFTアートを出品したい人
NFTアートを出品してみたいな。
NFTアートを出品してみたいな。仮想通貨とかの知識がないのですが、大丈夫かな?初心者でも失敗しない、具体的な出品方法を教えてください。
こんなお悩みを解決します。
✔︎本記事の内容
- NFTアートを出品する前にやるべきこと
- 失敗しないNFTアートの出品方法
- NFTアートのよくある質問
この記事を書いている僕は、NFT歴1年ほど。 NFTアートという分散型の世界で生きています。
NFTアートを出品する前にやるべきこと
やるべきことは、下記の5つです。
- ①:出品する作品データを作る
- ②:NFTアートの出品前に行う4つの手順
①:出品する作品データを作る
NFTアートの元データがないと意味がない。
画像やイラストなどを用意しましょう。

②:NFTアートの出品前に行う4つの手順
- 手順①:仮想通貨取引所の開設
- 手順②:MetaMaskのインストール&初期設定
- 手順③:Openseaのアカウント作成
- 手順④:ETHの購入&送金
まだの方は、上記を済ませましょう。
上記5つが、出品前の前提条件です。
失敗しないNFTアートの出品方法
手順は、下記のとおり。
- 手順①:OpenSeaにアクセス
- 手順②:コレクションを作る
- 手順③:コレクション情報を入力する
- 手順④:作品を『Create』する
- 手順⑤:作品を『Sell』する←注意点あり
手順①:OpenSeaにアクセス
まずは、OpenSeaにアクセスします。
>> OpenSea公式サイト
メタマスクの署名を求められたら
「署名」をクリックして、ログインします。
OpenSeaでは、メタマスクでログインします。Web3.0の世界なので、パスワードやIDがそもそもありません。
正しいサイトは「https://opensea.io/」です。上記のリンクは正しいのでご安心を。
手順②:コレクションを作る
コレクションとは、作品集のことです。イメージとしては、コレクションの中にNFTアートをまとめる感じです。
画面右上のアイコンをクリックし
「My collections」からコレクションを作ります。

コレクションの作成手順①
下記のとおり、「Create a collection」からコレクションを作ります。

コレクションの作成手順②
手順③:コレクション情報を入力する
「コレクション」のデータを入力していきます。
画像データ

コレクションの作成手順③-画像データ
- Logo image:350×350px←アイコン画像
- Featured image:600×400px←アイキャッチ画像
- Banner image:1400×400px←ヘッダー
上記3つの画像を用意しましょう。
Canvaで作ることをオススメします。
基本情報

コレクションの作成手順④-基本情報
- Name:コレクション名
- URL:コレクションのURL
- Description:コレクションの説明・概要
基本的に、英語・ローマ字で入力しましょう。
なぜなら、海外サイトだから。
あと、Description欄には
日本人向けに、日本語も表記しておきましょう。
翻訳できねー…って方は、「Deepl」が便利です。
カテゴリ

コレクションの作成手順⑤-カテゴリ
「Add category」から
コレクションのカテゴリを決めます。
- Art:アート作品
- Collectibles:コレクション作品
- Music:音楽作品
- Photography:写真作品
- Sports:スポーツ作品
- Trading Cards:トレーディングカード作品
- Utility:ユーティリティ作品
販売方法

コレクションの作成手順⑥-販売方法
- Links:SNSやウェブサイトのリンク
- Royalties:販売手数料
- Blockchain:イーサリアムかポリゴン
Links
SNSアカウントやWebサイトを持っている方は
OpenSeaと連携させましょう。
Webサイト/ディスコード/インスタ/ミディアム/テレグラム/ツイッター
Royalties

コレクションの作成方法⑦-ロイヤリティ
販売手数料のこと。
0.05(5%)〜0.1(10%)くらいが目安です。
メタマスクのアドレスをコピペして
ウォレットアドレスを連携させます。
Blockchain
- Ethereum:イーサリアムチェーン←Eth
- Polygon:ポリゴンチェーン←Matic
上記の2つ。基本的にイーサリアムでOK。

コレクションの作成手順⑧
- Payment tokens:支払い方法とトークンの追加
- Display theme:コレクションの表示スタイル
- Explicit & sensitive content:センシティブな作品を作る場合にチェック
Payment tokens
基本的に、売上金は「ETH」か「WETH」です。
上記以外に追加したい場合は、「Add token」から支払い通貨を追加します。
Display theme
コレクションの表示方法ですね。
僕は、3番目の「Covered」に設定しています。
お好きなモノをどうぞ。
Explicit & sensitive content
過激なNFT作品を売りたい場合。
===
以上の設定が完了したら「Save」して
コレクションの作成は終わりです。
手順④:作品を『Create』する
無事、コレクションを作成できましたね?
そしたら、NFTアートを納品していきましょう。
Createする
「Create」をクリックします。
すると、下記の画像になります。

Createの手順①
- Image, Video, Audio, or 3D Model:NFTのファイル
- Name:作品名
- External link:作品の詳細ページリンク
- Description:作品の説明・概要
上記を英語・ローマ字で入力します。
説明欄は、日本語も載せると親切かもです。
Collection

Createの手順②-Collection
さっき作ったコレクションから選びます。このコレクションの中に、NFTアートをぶっ込んでいきます。
- Properties
- Levels
- Starts
- Unlockable Content
- Explicit & Sensitive Content
上記の項目は、デフォルトでOK。
販売条件

Createの手順③-販売条件
- Supply:ミントできるコピーの数←「1」でOK
- Blockchain:イーサリアムでOK
- Freeze metadata:後から、NFTアートを凍結できる
以上が完了したら「Create」しましょう。
これで、NFTアートがコレクションの中に納品されました。
手順⑤:作品を『Sell』する
NFTアートをCreateしたら
販売するNFTアートに値段をつけましょう。
「Sell」の特徴は、下記のとおりです。
- 初回の場合:手数料として、ガス代がかかる
- 2回目以降:ガス代は、かからない
初めてOpenSeaでNFTアートを出品する場合は、「ガス代」がかかります。まぁ、「仕方なし...」ですね。初期投資として割り切りましょう。
まずは、『Create』したNFTアートを『Sell』します。

Sellの手順①
OpenSeaでの販売方法は、下記のとおりです。
- 固定価格で販売する
- オークションで販売する
固定価格で販売する

Sellの手順②-固定価格
- Type:Fixed Priceを選択:固定価格
- Price:ETH→販売したい価格
- Duration:販売期間(最大6ヶ月)
上記を入力したら、「Compete listing」をクリック。
初回の場合は、「ガス代を払ってね」と指示されます。ガス代が少しでも足りないと、Sellできません。
オークションで販売する

Sellの手順②-オークション
- Type:Timed Auctionを選択
- Method:一番高い値段に設定
- Starting price:売り初めの値段を決めます
- Duration:最長、7日間
上記を入力したら、「Complite listing」をクリック。
メタマスクに署名する

Sellの手順③-署名
値段を決めてSellすると、メタマスクから署名を求められます。

Sellの手順④
署名後、このように表示されれば完了です。お疲れ様でした〜。これで、NFTアートを販売できました。
NFTアートの出品で、よくある質問
OpenSeaで、NFTアートを出品する際のよくある質問に答えます。
質問①:ガス代って、いくらかかりますか?
OpenSeaで出品する場合は、初回のみ、ガス代がかかります。
ガス代は、そのときによって変わりますが
最低でも、0.05ETHくらいかかる印象です。
日本円にすると、、、1万5,000円〜3万...しぇしぇしぇー
しかし、2022年だとガス代は増加傾向。なぜなら、DeFiやOpenSeaなどのNFTプラットフォームの増加により、ネットワークの負荷も増大しているから。
ネットワーク取引量が増えると、データ処理するマイナーの負担も増えます。マイナーは高いガス代を支払った人を優先に処理します。
ガス代は「松竹梅」みたいに設定できて、ガス代を高くすると送金スピードは速くなります。逆も然り。
ガス代が、安くなりやすい時間帯
下記から、直近1週間のガス代の相場を調べられます。午前中は、わりと高めな傾向。土曜日の夜が比較的、安いようです。
質問②:NFTアートって稼げますか?
結論から言うと、YES。
もちろん、売れればのお話ですが。
2022年だと、1ETH=30万〜50万くらい。販売価格も自由に設定できたり、オークション形式で青天井です。
たとえば、NFTで有名なCryptPunksだと、一個のNFTアートが数千万でゴロゴロ売れてたりします。
稼いでいるNFTアーティスト
OpenSeaで、眺めてみるのも面白いですよ。「えっ、こんなのが売れるのかよ…」といった世界です。正直、バグっていますね。
質問③:NFTアートの販売価格を、変更できますか?
結論を言うと、YES。
しかし、注意点があります。
- 価格を下げたい場合:ガス代は、かからない
- 価格を上げたい場合:できない←出品を取りやめる必要があるが、ガス代はかかる
上記のとおり。
NFTに相場はないので、バシッと値段を決めてしまいましょう。
売れたときの手数料は、いくら?
OpenSeaでは、売れた場合、販売価格の「2.5%」が手数料として引かれます。
質問④:チェーンは、EthereumとPolygonどっちがオススメ?
初心者は、イーサリアムにしましょう。
理由は、下記のツイートのとおり。
OpenSeaのポリゴン上のNFTからいきなり入る人は、「売上がポリゴン上のETH」というのを知らずに、そのまま取引所のETHアドレスに送って、セルフGOXする可能性があるのか。
その辺りはやり方とかを説明する際に補足していこう…。そしてわかっていてもやらかすこともあるし😂(私がやりそうなやつw
— 鳩豆ボタン(hatomame)@Voxel Rangers (@wizon_button) September 27, 2021
つまり、利益で獲得したポリゴン版ETHをそのまま送金すると、チェーンが違うので資金が消えます。
同じ携帯でも、ガラケーとスマホくらい違います。
換金方法
- 手順①:ポリゴンETHからイーサリアムETHに変換
- 手順②:イーサリアムETHをコインチェックなどに送金
- 手順③:着金したら、換金
とりあえず、手順①が重要です。
下記のサイトから、変換できます。
未来へ繋がる行動リンク
というわけで、今回は以上。
NFTの世界は、まだ日本人には早いです。
100人中3人しか行動できないと思いますが、NFTの世界に足を踏み入れると、見える世界が変わりますね。
下記で、OpenSeaを使ったNFTアートの作り方をまとめています。
