【本人が語る】公務員を目指すのはオススメしない理由【安定はしません】

吊り橋

おはこんばにちは。ミヤビです。

国家公務員として3年労働しています。

公務員を目指そうと悩む人

これから公務員を目指したいけど、安定しているのかな。給料も世間体も良さげだし、やりがいもありそう。実際の声を聞きたい。

こういった疑問にお答えします。

すみません、公務員をディスります。

✔︎本記事の内容

  • 公務員が安定しているのは職場次第
  • 公務員のやりがい
  • 安定してそうな公務員を目指すべきなの?
  • プログラミングの方が人生安定します

現在僕は25歳、国家公務員歴は約3年ほど。

公務員として年収500万、年間休日150日ほどの労働です。

控えめにいって年間300万円の貯金を生産しています。

こうした僕が「公務員を目指すのはオススメしない理由」について述べていこうと思います。

›› 参考 「公務員になれば一生安泰」発想は改めるべきだ|就職四季報

公務員が安定しているは職場次第【運ゲーです】

やる気のない人

ぶっちゃけ、その職場次第です。

ブラックもザラにありますし、僕の職場みたいにわりと労働者目線のホワイトな職場もあります。

ので、職場次第では公務員=安定のレベルが変わってきます。

それでは、公務員=安定という概念の本質について考えていきます。

それは「安定」の基準を何に置くかで変わります。

  • 基準を「お金」に置く
  • 基準を「メンタル」に置く
  • 基準を「稼げるスキル」に置く

上記のとおりです。

給料が安定しているはわりと本当

安定の基準を「お金」に置いた場合、安定はしていると思います。

事務職から公安職、教員、技術職まで様々ありますが、、、

年齢=月収が目安です。

さらにボーナスもきっちりともらえ、毎年ごとに昇給もあります。

そういったことを考慮するとわりとお金の面に関しては安定していると思います。

とはいえ、事務職の給料はそんなに期待できるとはいえません。

新人なら月収20万、手取りで15万程度が現実です。

年収500万の僕から見た公務員の安定

公務員歴3年目の僕は年収500万以上です。

月収は残業込みで35万くらいで、1回のボーナスは50万くらいですね。

勤続年数から見てもかなりもらっており、税金ドロボー感がでてます。

30・40代並に稼いでます。

とはいえ、何不自由なく暮らせる程度で、決して贅沢できるほどではないです。

僕は年収500万を頂けているので心の余裕みたいなのが少しできましたが、市役所勤務とかしていたら絶望していると思います。

退職金がメチャ最高は幻想です

一昔前の公務員は退職金で2,000万もらえたのは事実です。

ですが、今の時代はそんなにもらえません。

将来性を考えると、退職金に期待することはあまり意味がないので、別のことに頭を使った方が合理的です。

趣味や副業、投資ですね。

副業は原則禁止ですが、そんなの関係なしです。

隠れて不動産投資や株式投資、FXをやっている人が必ずいます。

ただでさえ超少子高齢社会の中、経費削減や採用人数の削減をしているので、期待できないことは明白です。

また、年金に頼り切るのも信用なりません。

昔は年金ウハウハ状態でしたが、今のうちに稼げるスキルを身につけた方が確実に安定します。

詳しくは下記で述べます。

働きすぎから見る公務員のメンタル

安定の基準を「メンタル」に置いた場合は安定はしてません。

ワークライフバランスや残業規制を実施しているとはいえ、全体的に働きすぎ感は否めません。

残業は普通だし、休日出勤をしている人はわりと多いです。

僕の職場みたいに定時出勤、定時退社は少ないです。

お金をもらえても休みがなかったり、使う暇がないのであれば、消耗する人生になりがちです。

年間休日10日の教員の叔父

害悪は「部活動」で、まさにブラックです。

とはいえ、要は物事の捉え方です。

休みがないと捉えればマイナス思考ですが、楽しいからと割り切れればそれで良いのかもしれません。

将来安泰は今すぐ発想を変えるべき

基準を「稼げるスキル」に置いた場合、公務員は安泰してるという考えは今すぐ捨てるべきです。

なぜなら、公務員の仕事は専門性が身につきにくく、仕事を途中で辞めたらほぼゼロからスタートです。

大企業でさえ大量リストラを行なっていますし、将来AIが加速するハズなので、無駄の多い公務員の仕事は必要性が少なくなると言われています。

また公務員は原則「クビ」にはできませんが、不祥事を起こした場合は「懲戒免職」「停職」「減給」などの処分があります。

そして処分を食らった公務員は、影なるクビ「依願退職」により高確率で職場を去ります。

公務員は「強くてニューゲーム」ができません。

いわば「復帰力」がないのが公務員の特徴です。

公務員は人事異動が多い

せっかく苦労して仕事を覚えたと思ったら移動です。

2〜3年で移動です。

例えば、総務課→水道課 市役所→民間出向とかですね。

やりがいを見出せる前に移動させられます。

専門性が身につかない

仕事にもよりますが、異動が多いので専門性は身につきにくいです。

そして、公務員としてのスキルでしかありません。

その公務員のスキルで稼ぐ力はほぼ0です。

永遠の0です。

もし、途中で退職したりや転職をするのであれば、即戦力となる資格やスキルが必要です。

警察官や自衛官などなら、公安職、警備員やタクシー運転手が関の山です。

上記をざっくりとまとめると、、、

  • 給料は普通
  • 休みはそこまで多くない
  • 稼ぐスキルゼロ

ので、総合的に見て安定はしてません。

公務員が安定しているというのは古い考えです。

それよりも、自分で稼ぐスキルを身につけた方がこれからの時代には合っています。

プログラミングならパソコン1台で稼げますし、需要もかなりあるのでかなりオススメですね。

公務員の「やりがい」について考える

佇む人

よく公務員の仕事に「やりがい」を先に求める人が多いですが、僕はやりがいを求めません。

やりがいよりもまず求められるものが下記の3つです。

  • 如何に効率的に仕事ができるか
  • 如何に協調性を持って仕事ができるか
  • 如何に市民との協働を図れるか

案外、達観している人は多いです。

「やりがい」は事後のことです。

先に「やりがい」を求める人は仕事の本質をあまりわかっていないと思われてしまいます。

また、仕事をサボる公務員が多いのも事実です。

やりがいを感じられないので、サボる公務員になります。

そして、働かなくても給料がもらえるので、適度にサボります。

やりがいや誇りとかを求めても、たぶん数年で消えます。

仕事の現実を知るからです。

そして周りに流される人も多いので、自分の信念や熱い気持ちを持った人だけが「できる」公務員になります。

そーゆう「できる」公務員こそやりがいを語るべきです。

やりがいvsお金 どちらで選ぶべきか

結論、お金でいいと思います。

面接官も心の中では、きっとお金に心が動いていますし。

なぜなら、やりがいを求めてもわりと消耗することが多いからです。

仕事を進めていくと、「なんでこんなに非効率的なんだろー」「無駄が多すぎる」と思うようになります。

「やりがい」以前の問題に直面します。

でも結局は労働なので、働く目的は「生活費を稼ぐ」が大半じゃないですかね。

お金があまり貰えないのであれば辞めた方がマシです。

とはいえ、ノルマが課せられることはほぼないので、精神的にはわりと気楽だと思います。

福利厚生も整っていますし。

公務員は「給料が安定しているから」「世間体がいいから」という理由で辞めれない人は多いです。

それでも市民のために働きたいですか

特にコミュ障は公務員には向いてないです。

自分でも向いていないと実感しました。

ならないほうが賢明な判断です。

なぜなら、調整業務が多いからですね。

そこには、コミュニケーション能力が求められますので。

そして案外、公務員は人の命に関わることも少なくないです。

大きな地震、豪雨や洪水などの自然災害が起きた時には、家族よりも仕事を優先しなければなりません。

自己犠牲を伴う仕事です。

また、市民からのクレームも日常茶飯事です。

公務員は税金泥棒などと言われることもあります。

お昼休みを削ってまでクレーム対応をしている役所は結構ありますよ。

一喜一憂することは無駄なので、受け流す能力が大切です。

公務員になっても安定しない

佇む人

公務員は素晴らしい仕事ですが、安定はしません。

今の時代、安定を求めて公務員を目指すのであれば、現実に打ちのめされてミスマッチを起こすでしょう。

先を見据える力を持とう

公務員の仕事はわりとアナログです。

将来はAIが進み、どんどん便利になっていきます。

しかし、公務員は時流に逆らう働き方をしがちです。

また法律や規則に縛られるので、自分で仕事をコントロールしたり柔軟な働き方がしにくいです。

クリエイティブな世の中になると見ているので、公務員の仕事は相対的に価値が下がりそうです。

未だに深夜まで電気が付いている役所はザラにあります。

夜遅くまで働き、朝早く出勤し、それを週5以上で繰り返す日々を受け入れられる覚悟はありますか?

まあ公務員だけではないのですが、疲れますよね。

公務員を目指している社会人

日々の勉強、お疲れ様です。

僕自身も社会人数ヶ月を経て国家公務員になりました。

働きながらも公務員を目指すことは可能ですので、目標に向かって努力する姿勢は素晴らしいと思います。

公務員になり良かったこと

  • 年収が500万になった(ほとんどの新人は年収300万程度です)
  • ビッグスケールな仕事に携われている

公務員になり変わったこと

  • 自分の価値観
  • 家族と過ごすことの大切さ
  • 人生の方向性

公務員は依然として人気のある職業です。

理想の結婚相手としても人気が高いですよね。

でも、おそらく収入もそんなには変わらないですし、労働時間はむしろ多くなると思います。

あと住宅ローンとかは組みやすいですが、それを返済するために稼ぐ公務員人生ってワクワクできないような気がします。

公務員を目指している大学生

僕も貴重な大学時代の一部を公務員勉強に捧げてきました。

はっきり言って、後悔しています。

僕が大学生に戻れるとしたら、プログラミングを必ず勉強します。

取っ付きにくそう、挫折しそうなイメージですが、Web系の言語から始めると文系よりなのでオススメです。

「HTML/CSS,jQuery,JavaScript,PHP,Ruby」あたりの言語です。

プログラミングスキルを身につけた方が安定する

プログラミングスキルを身につければ、時間と場所に囚われることなく働くことも可能になります。

2020年から小学校でもプログラミングを導入しますよね。

つまり、世間がプログラミング技術を持った人材を必要としているということです。

むしろ公務員は採用人数を削減したり、民間人材を雇っていますので下降気味です。

難しい公務員試験を受験するまたは採用された頭があるなら、プログラミングもできるハズです。

また子供には、学校での基礎学習以外にもプログラミングを学ぶ環境を提供させる必要があります。

今後は、プログラミングスキルをもった公務員の方が人材としての価値が高いので、学んでおいて損はないです。

【2020年】子供にプログラミング学習がオススメな理由【自走できるエリートキッズ】

オススメのプログラミングスクール

というわけで、最後に僕がオススメするプログラミングスクールを紹介します。

プログラミングで稼ぐスキルを身につけ、人生を安定させましょう。

稼ぐスキルこそ本当の安定だと僕は思います。

みなさん「復帰力」を身につけましょう。

それでは今回はこれで終わりにしたいと思います。