ごきげんよう、ミヤビです。
お国のために3年ほど公務員してました。
ざっと25歳で年収500万でしたので、同世代の公務員でわりとトップにいたと思います。
さて、先日下記のツイートをしました。
世間は公務員=安定だと考えがちだが、安定を鵜呑みにするとドロ沼にはまると思う。
毎年昇給や休みもありますが、なぜか謎な出世欲や仕事欲に駆り立てられるので、頑張っちゃう人が多いのが事実。
「公務員」のための勉強をしてても、仕事に忙殺されにいくようなもの。
稼ぐ勉強をした方がいい😌
— ミヤビ@saitama (@Kiyomasa0181064) July 17, 2020
世間は公務員=安定だと考えがちだが、安定を鵜呑みにするとドロ沼にはまると思う。 毎年昇給や休みもありますが、なぜか謎な出世欲や仕事欲に駆り立てられるので、頑張っちゃう人が多いのが事実。 「公務員」のための勉強をしてても、仕事に忙殺されにいくようなもの。 稼ぐ勉強をした方がいい😌
皆さんわりと気づいていると思いますが、、、
公務員ってもうオワコンですね。。。
「公務員=安定」を過信していると、なった時にドロ沼にハマります。
ディスってすいません。
公務員はぶっちゃけオワコンです【20代は逃げきれない】

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これから20代で公務員になってしまうと、正直、人生から逃げきれません。
公務員がオワコンな理由【時流に逆らっているから】
僕らの世代だと、プログラミングや英語スキルなしでは、人生から逃げきれなくなります。
そして、ここができる公務員はぶっちゃけ少ない。
しかし、世の中の流れはここが加速している。
壁の中での束の間の平和を享受していたいのが、公務員という働き方。
ちなみに、国や地方の未来は明るくない
国や地方に依存した働き方なので、問題山積みって感じです。
主要都市以外は衰退するばかりです。
むしろ衰退しきった地方とかがある意味チャンスかもしれませんが…
それに、、、
- スキルが身につかない
- お金の稼ぎ方やマネジメントが身につかない
- 誰でもできる
- 副業も法律でダメ
日本はとても住みやすい国だと思いますが、国の未来を考えると、ぶっちゃけ微妙。
それよりも、伸びている業界の仕事を選んだ方が結果的に安定するハズ。
IT系ですね。
この仕事を40年続けるのかと考えた時、「絶望」という言葉以外、思い浮かばなかった。
40代以上は逃げきれる【30代はキツイかも、20代はもはや絶望】
40代以上の方は、甘い蜜をたくさんチューチュー吸っている状態で、このままゴールインできます。
30代はギリセーフといったところでしょうか。
しかし僕たちは、人生100年時代。
なので、40代以上と僕らの世代では人生観がぜんぜん異なる気がする。
- 車(高級車、スポーツカー、改造)
- 家(ローン)
- 仕事(出世、昇任)
- アクセサリ(服、時計)
- 風俗
- ギャンブル(パチンコ、競馬、ボートレース、宝くじ)
- 退職金でハッピー
ぶっちゃけ、今はわりとどうでも良いです。
それより、僕なんかは、、、
- スマホ
- ゲーム
- 旅
- 投資
- ビジネス
人それぞれですが、僕はここに興味があります。
20代で公務員なんかしてないで、稼ぐ力を身につければ、それこそ「安定した人生」を手に入れることができます。
- 自分の力でお金を稼ぐ
- お金の運用
- 税金の知識
- 旅力
この辺りなんかが、公務員では決して得ることのできないスキルだったりします。
公務員に限りませんが、日本は大人になると勉強をしなくなることで有名です。
僕が公務員をやめた理由
真逆の生き方だと気づいたから。
そこにただい続けても「生」を感じられないとわかったので、辞める決断をしました。
僕は公務員こそ、自分の理想の人生なのでは?と大学生の頃、本気で思っていました。
しかし、それは幻想だった。
これだけの理由で辞めるのはバカだと思われそうですが、僕はバカなので、みんながしない「行動」を実行した。
「ここではないどこか」を求め、勉強をした。
とはいえ、ぬるま湯にどっぷり浸っていた、公務員人生だった
- 給料はめっちゃ良い
- 休みもめっちゃ多い
- 職場雰囲気や人間関係も悪くない
トップクラスの待遇だったと自負しているので、サーセン。
仕事自体はわりと大変でしたが「生きてるな」という感覚はそこにありませんでした。
だから、「勉強」を密かにしてました。
とはいえ、公務員は必要な仕事です
僕が思うに、、、
- 警察
- 消防
- 自衛隊
いわゆる公安職、これは絶対に必要ですね。
ここを目指す分には、給料も高いので全然オッケーですよ。
とはいえ、もちろん離職率はかなり高めです。
今後はITを駆使した仕事も増えていくと予想してるので、頭と体を動かしたい人はどうぞ。
たとえばですが、、、 警察官とか消防士になったら動物を捕獲することも仕事ですよ。 あとは死骸処理とかもそうですね。 崖の上から降りられなくなった白ヤギさんを助けるのも仕事としてはあります。 10年後もきっと同じことをやっていそうなので、フツーに萎えますが、平和な世界です。
専門職の公務員
国家専門職ですね。
- 国税専門官
- 労働基準監督官
- 海上保安官
- 法務省専門職員
- 食品衛生監視員
- 航空管制官
この辺りは勉強ができないとキツイです。
勉強というか、地頭が良くてコミュ力高めですね。
英語が話せると尚GOODという感じです。
国税なら、ついでに税金の勉強もできるのでオススメです。
職場で学んだことを実生活に活かすことができるので無駄が少ない。
それ以外の公務員【事務職的な公務員】
もうならない方がいいですね。
メリットが感じられないので。
「安定」を求めて事務職的な公務員を目指すことだけは本当にオススメしません。
- 就業時間は9時5時ではない(実際は朝早く来て仕事の準備、残業も多い部署はザラ)
- 何でも屋
- 幅広い人間関係
その結果、スキルなしの手取り18万くらいです。
都心でひとり暮らしの役所勤務とかだと本当に絶望。
- 貯金も大してできない(年収300万)
- 自分の時間が少ないのは当たり前(残業、休日出勤)
- 求められる対応レベルは日に日に高くなる(コミュ障乙)
まじで割りに合わない。
一方、僕はというと、、、
- 貯金ができた(3年間で1000万貯めた)
- 自分の時間がわりと作れた(余暇はカフェで勉強)
- 国家公務員なので、国民との接点が少なかった(コミュ障でも安心)
たまに「そんなのありえない」みたいなメッセージが来ますが、残念ながら事実です。
あと余談ですが、、、
育休とかワークライフバランスみたいなのって、基本的に国家公務員から優遇されます。
敵が多すぎ【平和を維持するのはキツイ】
公務員は現状維持の仕事がメインですので、リスクや変化が大嫌いです。
- 自然災害多すぎ
- バカ多すぎ
- 時代のスピード早すぎ(追いつけませんw)
上記のような、「厄介者」が最近は多いです。
これ全部、末端の公務員が上からの指示で対応します。
さらにいうと、指示をする上の人たちはアナログばかり。
最近の若手公務員は「非効率な上司だな」と思いつつも、表面上は忠実に仕事をします。
「非効率だな」と本当に思うので、若手は消耗するわけですね。
改善とか提案もせずに、陰で文句ばかりなので、犬さながらって感じです。
よく言われること
公務員をしてると、よく言われるクレームがあります。
「公務員は税金泥棒」 「仕事しろよ」
こーゆうクレームに対し、僕は「不毛だな」と思うわけですが、当たり前ですよね。
わざわざ、こう言ってくるクレーマーは時間泥棒なわけですよ。
真面目に働いている公務員の業務をクレームという、せこい手段を使って妨害してくるわけですから。
これこそ、税金の無駄遣いなので、不毛です。
時代を担う若き公務員たちへのアドバイス

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どうしても公務員になりたいのなら武器を身につけるべき。「右手に盾を左手に剣を」です。
小さなニーズのプロが大事【ゼネラリスト的な公務員だと消耗】
公務員試験だけの勉強しかできない公務員、本当に価値なしです。
これから公務員として働くなら、下記のいづれかのスキルを必ず身につけておくべき。
- 英語
- 動画編集
- プログラミング
順番に解説していきます。
英語できない公務員とかクビでオッケー
大袈裟ですが、将来性を考えると、あながち嘘ではないです。
英語ができる人材とできない人材が面接しに来た場合、有利なのは圧倒的に前者。
地方も国際化しつつあるので、中学英語レベルでも話せた方が良いです。
僕も仕事で実際に、外国人とかる〜い英語でやりとりしてました。
そこでコミュニケーションできないと上司から「お前何やってんだよ」と軽く怒られますし。
今の上司もわりと中学英語くらいはフツーにできるので、本当に英語を勉強しないとヤバイです。
「外国人だから日本語できて当たり前だろ」っていう考えは捨てましょう。
動画編集ができるとPR活動に参画しやすい
最近、市役所とかで地元をイケイケにPRする企画が流行っていますよね。
完全に世界は動画コンテンツがブーム。
これからますます動画市場は拡大するので、動画編集スキルは身につけておくべき。
どこの自治体も優秀な人材確保やYoutubeに力を入れ始めているので、動画編集は本当にオススメ。
面接のときに、特技で「動画編集できます」ってアピールしておくと、「おっコイツ、根暗そうだけどスゴいな」みたいな感じで差別化できますよ。ま、副業は法律で禁止されてますが。
プログラミングができると必ず重宝されます
プログラミングまたは、パソコンのスキルですね。
なぜかというと、公務員ってパソコン苦手です。
それでも、時代の流れについていくために、情報管理とか電子化とかサイバーとか、よくわかんないんですけど、その辺りに力を入れているわけです。
でも組織の中でプログラミングできる人って、ホントわずかなんですよ。
理系出身のおっさんが2、3人程度です。
新人でプログラミング勉強してますってアピールしておけば、期待の若きエースに確実になれます。
そうすると、相対的に移動先を選ぶことができるので、消耗が少なくなります。
僕は、職場のホームページがダサかったので、イケイケな感じに作りましょうかと冗談で提案してみたら、部署移動されそうになりました。「辞めた後、お声かけ願います」と処理しました。
最後にメッセージ
よくある話で、出世とか昇任に関してです。
よく上司から「将来偉くなって、この組織を変えてくれ」みたいなことを言われたのですが、これって不毛だと思います。
今の時代、出世を目指す間に、世界はもの凄いスピードで大きく変わってしまいます。
公務員でも、組織のために長年尽くしたところで、結局は「上の人」の考えや予算やらで、1mmも変わらなかったりします。
なので、組織を変えることに期待するのではなく、自分が変わりましょう。
その方が早いです。
というわけで、今日ここまで。
アディオス。