悩む人
WEB制作フリーランスだけど、見積書の作り方がわかりません。
WEB制作のフリーランスだけど、見積書の作り方がわかりません。世の中にある「テンプレ」を信じても大丈夫かな?見積書を作成する時間を減らし、案件受注できる無料テンプレがあればいいのにな…
こんなお悩みを解決します。
✔︎本記事の内容
- WEB制作フリーランスが案件受注できる見積書の作り方
- WEB制作フリーランスが案件受注できる見積書無料テンプレ
この記事を書いている僕は、WEBフリーランス歴1年ほど。WEB制作で案件を受注しているのですが、見積書からの受注率は9割ほど。僕が解説する「見積書のテンプレート」を使えば、案件受注はカンタンですよ。
本記事では、WEB制作のフリーランス向けに、誰でもサクッと案件受注できてしまう「見積書の作り方」を解説します。
記事の後半では、無料テンプレートを配布しますので、ぜひ実践に役立ててくださいね。
WEB制作フリーランスが案件受注できる見積書の作り方
ポイントは、下記のとおり。
- ポイント①:費用項目を細分化する
- ポイント②:価格設定を3つ用意
- ポイント③:提案文を入れる
世の中には「見積書テンプレ」だけな場合が多い。しかし、それだと案件は受注できないかと。なぜなら、提案の意識が欠けてるから。さらに「心理テク」を使うことで、相手の心を操作できるって感じです。
ポイント①:費用項目を細分化する
費用項目は、細分化すべき。
なぜなら、相手に信頼感が生まれるから。
試しに、下記で比較してみましょう。
パターン①:細分化してない見積書
- サイト制作費:20万
- WordPress導入費:10万
- 合計:30万円
これだけだと「ん?」ってなりませんか?
パターン②:細分化した見積書
- サイト設計&デザイン:5万
- トップページ制作費:5万
- 下層ページ制作費:2万×5p
- WordPressインストール費:5万
- WordPress初期設定費:5万
- 合計:30万円
誠意がUPしたかと。
あなたなら、どちらの見積もり提案を選びますか?
たぶん、パターン②かと。
これなら、サイト制作依頼に”信頼感”が生まれます。
できる限り、費用項目は細分化させましょう。
ポイント②:価格設定を3つ用意
価格は、必ず3つ用意してください。
売りたい商品価格を、真ん中に設定します。
松竹梅理論ってやつですね。
この心理テクを使うと、真ん中が選ばれます。
- Aプラン:10万円
- Bプラン: 5万円
- Cプラン: 3万円
どうでしょうか?
真ん中を選びたくなりませんか?
人間の心理として、極端な選択を避ける傾向にあります。これを利用します。
あと余談ですが、高い順で「縦」に並べましょう。
選択肢が「2つ」はダメ
AとBで比較させる心理テクもありますが、これだと「重く」ないですか?
本件の目標は「案件受注」ですので、見積書+提案文+心理テクといった、さまざまな武器を使います。
つまり、相手の心理的な負担を減らしつつ、自然とコンバージョンに結びつける工夫が大切です。
選択肢が「4つ」以上もダメ
選択肢がありすぎると「買わない」思考が発生します。これだと、案件受注に結びつきにくいのでNGです。
ポイント③:提案文を入れる
提案文を入れると、返答率がUPします。
なぜなら、「返報性の原理」が働くから。
- 提案①:テンプレートを使うと、価格を抑えられますよ
- 提案②:テンプレートを使うと、短時間で納品できます
こんな感じ。
あなたもプレゼントをもらったら「お返しをしなきゃ」と考えますよね?
これが「返報性の原理」です。こういった心理テクを提案文に混ぜると「ちょっと話を聞いてみるか」とあなたに興味を持つようになります。
上記をミックスさせた提案文
サイト制作は、下記の料金で承っております。 Aプラン:30万円 Bプラン:20万円 Cプラン:7万円 詳しい見積りプランに関しては、下記からご覧ください。 >>見積書のプラン なお、「テンプレート案件」もございまして、こちらをご利用いただくと、Bプランで10万円~で承ることも可能です。最大で10万円のお値引きとさせていただきます。工数の削減より、1週間ほどで納品が可能となっております。お急ぎの方にぜひオススメな料金プランとなっております。 ぜひご検討いただければと思います。なお、正式な見積書については、料金プランが決まり次第、お渡しします。
どうでしょうか?
ちょっと、話を聞いてみたくなるかと。
料金プランを3つ提示しつつ、相手のメリットになる「提案」を混ぜる。すると「返報性の原理」から、返信率がUPする…という一連の流れです。
ぜひ、応用させてみましょう。
WEB制作フリーランスの相場観とは?
フリーランスに相場はあってないようなもの。しかし、駆け出しフリーランスの単価は「3万〜5万」が目安かと。
中には、タダでいいからお仕事ください(実績のために)という人もいますが、あまりオススメしません。労働の対価として、報酬はもらうべきでして、タダ働きで仕事すると、モチベが未来に繋がりません。というと、その企業やクライアントに対しては、仕事をする長期メリットがない。
交渉次第で報酬単価の値上げもできます。最初の価格設定としては「5万」くらいでちょうどいいかと。
「いや、それだと安すぎでしょ」と思うなら、あなたの技術次第ですね。僕の知人は、1件100万で受注してましたので。その代わり、作業量が100ページ以上とかエグいですが。
WEB制作フリーランスが案件受注できる見積書無料テンプレ
見積書の無料テンプレです。
適宜、変更してお使いください。
無料テンプレを配布

見積書の無料テンプレ
赤文字を変えていただければと。
下記より、ダウンロード可能です。
見積書とセットで、下記のポイントを抑えるべし。
- ポイント①:費用項目を細分化する
- ポイント②:価格設定を3つ用意
- ポイント③:提案文を入れる
というわけで、今回は以上です。
無料テンプレで、見積書の作成時間を減らしましょう。

