キャッチコピーの作り方に悩む人
効果的なキャッチコピーの書き方を知りたいです。
キャッチコピーの書き方を知りたいです。そもそも、自分語りのキャッチコピーになっている気がします。そこで、読者を引きつける魅力的なキャッチコピーを作り、売り上げをあげたいです。教えてください。
こんなお悩みを解決します。
✔︎本記事の内容
- ターゲットを分析する
- ベネフィットを選定する
- 効果的なキャッチコピーの雛形を解説
キャッチコピー歴は、3年。 文章で人の心を動かすのが好きな僕が解説します。
自分語りのキャッチコピーだと
読者は離れます。
なぜなら、キャッチコピーにも
読者を引きつける「型」があるからです。
たとえば武道でも、基本の型がありますよね。基本の型を守らないと、オリジナルの技になり、道から外れてしまいます。
読まれたいなら「読まれる型」を
売り上げにつなげたいなら「売れる型」を守りましょう。
つまり、自分語りは捨てることです。
効果的なキャッチコピーの作り方を学び
読者の心を鷲掴みにしましょう。
ターゲットを分析する
ここでいうターゲットとは
あなたの記事を読むと想定される「読者」です。
あなたの記事を読む
ターゲットを徹底的に絞ることが重要。
なぜなら
読者の姿をリアルにイメージしやすくなるから。
つまり、「読者に寄り添う」です。
それでは、みていきましょう。
想定読者を仮定する
まず、想定読者の特徴を書き出します。
具体的には、、、
- 年齢
- 性別
- 所得
- 職業
- 世帯
こうすることで
イメージがグンと思い描きやすくなります。
たとえば「これからプログラミングを学びたい」
と思っている想定読者のケースです。
仮定①:文系未経験の大学生【就活前】
- 年齢:20歳前後
- 性別:男性or女性
- 所得:月収5万〜7万
- 職業:私立文系大学生
- 世帯:一人暮らしor実家暮らし
貯金はなさげですね。
とはいえ、時間はわりとありそうですよね。
仮定②:エンジニア転職を目指す新卒
- 年齢:23〜25歳
- 性別:男性
- 所得:年収300万
- 職業:会社員
- 世帯:独身
「貯金は少しあるかな」という感じです。
とはいえ、学生ほど時間は少なげですね。
仮定③:ブラック企業で消耗する第2新卒
- 年齢:25歳以上
- 性別:男性
- 所得:年収350万
- 職業:会社員
- 世帯:独身
今の会社から逃げたいという思いがありそうです。
そして、年齢の壁や人生への不安を気にし始める時期ですね。
上記からもっとも読まれる
売り上げにつながると想定されるものをターゲットにします。
さらに想定読者に、迫る
ここでもう一歩踏み込み
想定読者に迫りましょう。
- ライフスタイル
- 価値観
上記にまで踏み込むと
さらに読者の人生観がイメージできます。
ライフスタイル
- 仕事優先か↔️余暇を楽しんでいるか
- 都会暮らし↔️田舎暮らし
- 海外移住に挑戦↔️死ぬまで国内
読者がどんなライフスタイルを
送っているのかを想定します。
さらには
将来のライフスタイルもイメージできるとGood。
こうすることで、ターゲットに対し
どういった言葉が心に響くのかが見えてきます。
価値観(HARMの法則)
人の価値観は、下記の場合が多いです。
- H:健康
- A:野望
- R:人間関係
- M:お金
これをHARM(ハーム)の法則といいます。
ターゲットがもっとも大切にしている価値観に
そっと訴求してあげると心が動きやすくなります。
下記で解説する
人の行動心理とすり合わせましょう。
ベネフィットを選定する
ベネフィットとは
「読者がそれを手にすることによって得られる未来」です。
論理ではく
感情面から読者の心を刺激させます。
読者にとって、ワクワクする未来を見せます。
とその前に
心理的な側面からも読者を観察してみます。
3種類の読者
下記のとおり、3種類の読者がいます。
- いますぐ客
- お悩み客
- そのうち客
今すぐに買いたいのか、考え中なのか
それとも気が向いたら買おうかなと思っている読者です。
「そのうち客」や「お悩み客」に対し
押し売り的な表現をしたら離脱されます。
さらに
すべての読者に対して八方美人的な表現はNG。
ベネフィットも散漫になり
「今すぐ客」にも逃げられてしまいます。
なので、訴求すべきターゲットは
「いますぐ客」です。
なぜなら
売り上げの8割は「今すぐ客」から生まれるから。
たとえば
超コッテリ系ラーメンを提供するお店があるとして
- ファミレスで超コッテリ系ラーメンを提供
- 超コッテリ系ラーメン専門店で勝負
残念ながら前者だと
超コッテリ系ラーメンを今すぐ食べに来る客はほぼいません。
なぜなら、ターゲットが絞れていないから。
繰り返しですが
ターゲットを絞ることが重要です。
読者の行動心理
人が行動するときは
下記の特徴があります。
- 快楽を求めて行動する
- 苦痛を避けるために行動する
たとえば転職を考えてみると、、、
- 労働時間が鬼畜(苦痛)
- 将来性あるキャリアチェンジをしたい(快楽)
- 今の人間関係から逃げたい(苦痛)
- 給料をUPさせたい(快楽)
こんな感じで、基本的に
快楽を求める行動か苦痛を避ける行動のどちらか。
あなたのキャッチコピーをみた瞬間に、「この商品を手にすれば、快楽を得られるかもしれない」「この商品を手にすれば、苦痛を避けられるかもしれない」と読者の期待を揺さぶりましょう。
そうすれば、あなたのキャッチコピーから
記事を読まれる可能性がグッと高まります。
キャッチコピーを作るときは
人間の行動心理を頭の片隅に入れておきましょう。
ベネフィットを、思いつくまま書き出す
ポイントは
思いつくまま紙に書き出すこと。
あっ別に紙でなくても、PCのメモ機能とかでもよさげです。
これは、ブレインストーミングという手法です。
凝り固まった固定観念をぶち壊し
ユニークな発想や視点を取り入れるのに有効な手法です。
目安としては30個くらいですが
キツそうなら最低限10個は書き出しましょう。
そして、1つに絞る
書き出したベネフィットの中から
第三者の視点も取り入れて1つに絞りましょう。
家族、友人、恋人などですね。
なお、キャッチコピーにいれるベネフィットは
必ず一つです。
なぜなら、ベネフィットが複数あると軸がブレ
何を伝えたいのかがわからなくなるからです。
たとえば、プログラミングスキルを身につけると
- 自分でお金を稼げる力が身につきます
- 会社に依存せず、どこでも稼げます
- 将来性あるキャリアチェンジも挑戦できます
複数のベネフィットを見せられても
ごちゃごちゃしていて、押し売り感が出ています。
ドストライクのベネフィットを
一つだけビシッと伝えるだけでオッケー。
客観性のあるベネフィットこそ
真のベネフィットです。
第三者の視点を取り入れ
1つに絞りましょう。
【実践】効果的なキャッチコピーの雛形を解説
キャチコピーの代表的な型を解説します。
- 証言型
- 限定型
- 予言型
上記の3種類あります。
順番に解説します。
①:証言型
実際に
読者が経験したかのように語りかけます。
こんな私でも〇〇するだけで××できるようになりました!
たとえば、こんな感じです。
文系未経験でもできた。
たった3ヶ月の学習で身につける
毎月5万を稼ぐフロントエンジニア!
②:限定型
ターゲットを最初から限定して語りかけます。
たった×週間で、〇〇を実現したいあなたへ
たとえば、こんな感じです。
わずか3ヶ月の学習で、
毎月5万をコンスタントに稼ぐ
副業エンジニアを目指したいそこのあなたへ
③:予言型
もし〜すれば、〜しなければ、〇〇になります
といった感じです。
3ヶ月後...あなたは〇〇を実現できるようになります!
たとえば、こんな感じです。
もし、このスクールを利用して
マンツーマントレーニングすれば、3ヶ月後…
あなたは、毎月5万を稼げるフロントエンジニアになれます!
月〇〇万を稼ぐ僕が無料サポートします。
これといった正解はないのですが
テスト投稿などして反応を確かめると良いです。
まとめ:キャッチコピーを作るときの注意点
下記を実行するだけで
余計な失敗は防げます。
- ターゲットを一人に絞る
- ベネフィットを一つに絞る
- 読者の「快楽」か「苦痛」に訴求する
- 押し売りを絶対にしない
- 読者が未来を想像できるか
ペルソナ設定と少し似ていますね。
過去のたった一人の自分に向けて
キャッチコピーを作る感じです。
あくまで、読者を引きつけ
記事を読んでもらう一つの手段です。
独りよがりで
押し売り感が満載はNGです。
===
というわけで、今回はここまで。
いかがだったでしょうか?
最後に、コピーライテインングを学ぶのに
おすすめな書籍を1冊だけ紹介します。
この書籍は、めちゃくちゃ良書です。
薄いので持ち運びにも便利でして、僕は3回以上は読みました。
コピーライティングは、仕事でも役立ちます。
というと、社内成績もUPかもですね。
コピーライティングスキルを身につけ
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