悩む人
「読みたいことを、書けばいい」の感想を教えてください。
「読みたいことを、書けばいい」の感想を教えてください。
こんなお悩みを解決します。
✔︎本記事の内容
- 「読みたいことを、書けばいい」を読んだ感想・まとめ
- 「読みたいことを、書けばいい」の注意点
この記事を書いている僕は、ブログ歴2年ほど。本書籍を読了済みでして、ブログに活用しています。
本書は「読んで自分が楽しい」と感じる文章を書くことを学べる1冊です。なぜなら、一番最初に読むのは「自分」なのですから。自分が「面白い」と感じない文章など、他人が読んでもつまらないですので。
著者「ひろのぶ」のツッコミが散りばめられてて、読んでて「クスッ」と草です。
僭越ながら、パクらさせていただきますね。
あっでも、書籍を紹介してるので許してクレメンス。
読みたいことを、書けばいい
著者:田中泰延
出版:ダイヤモンド社
値段:本体価格1,500円+税
評価:★★★★☆
※ 本書は、文章のテクニック本ではないです。むしろ、テクニックなど必要ありません。文章を書くための思考論を学べる良書となっています。書くスキルを身につけるには、当たり前ですが「書き続ける」必要があります。そんな「書く」ための思考論を「楽しく」学べますので、ポチって損はしないかと。>> 読みたいことを、書けばいい
『読みたいことを、書けばいい』を読んだ感想・まとめ
ブロガーへの「ヒント」です。
「ライターになりたい」「自分の思いを届けたい」「バズる記事を書く方法を知りたい」「上手な文章の作法を身につけたい」「書くことで生計を立てたい」だが、ほとんどの人はスタートのところで考え方がつまづいている。最初の放心が間違っている。その前にまず方針という漢字が間違っている。出発点からおかしいのだ。偉いと思われたい。おかねが欲しい。成功したい。目的意識があるのは結構だが、その考えで書くと、結局、人に読んでもらえない文章ができあがってしまう。
うっ、頭が...
では「読まれる文章ってなんだろう?」という疑問があると思います。個人的に「グサッ」と心に刺さった3つのポイントを解説しますね。
- ポイント①:ターゲットなど想定しなくていい
- ポイント②:物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛
- ポイント③:文字がそこへ連れていく
機械的にいえば、SEO対策の知識は必須。そもそも、Googleからインデックスされなければ、検索に載ることはないので。ただそれだと「モノ書きとして、面白くないよね?」ってのが感想かと。検索上位「アフィリエイトの稼ぎ方」に、正解などないですよ。
ポイント①:ターゲットなど想定しなくていい
誰に向けて書けばいいのか?
結論、自分でOK。
確かに、「ペルソナを明確にしなさい」という風潮もありますが、それってどうなんでしょう?本書でも述べてますが「20代の女性に響く書き方」をわかる50代男性がいるもんなら、とっくにモテてるハズですよね?
つまり、ターゲットを想定するのは不毛でして、「常に自分」に向けて書けばいいことを著者は述べています。というのも、その文章を最初に読むのは、間違いなく自分ですので。
まず、『鏡の中の自分』から変えよ
マイケルジャクソンの名曲「マン・イン・ザ・ミラー」にもあるように、「鏡に映る自分」から変えなきゃ世界なんて変えれないハズですよね?デートに行くときも、鏡で身だしなみを必ずチェックするように、文章も「鏡の中の自分」に向けて書けばいいのです。
不特定多数に向けて声を届けようとすると、逆に誰からも読まれなくなります。まず、「鏡の中の自分」から変えよ。

ポイント②:物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛
つまり、書く前に「徹底的に調べろ」ってこと。
- 徹底的に事実を調べ上げる
- その調べた事実の9割をすてる
- 残った1割の事実に「1割の感想」を書く
上記のとおり。
つまり、ライターの考えなど全体の1%以下でよいし、その1%以下を伝えるためにあとの99%以上が要る。「物書きは調べることが9割9分5厘6毛」なのである。
文章の主役は、常に「読者」です。
自分語りは、本でも雑誌でもブログでも不要。
読書感想文では、飯は食えん
日本の悪しき伝統教育…「読書感想文」…
この本を読んで、楽しかったです先生!...ってやつですね。
ぶっちゃけ、モノ書きの世界では生きていけません。というのも「アンタの感想など、誰も興味ない」からですね。
本記事のタイトルも「感想」と入れてますが、読書感想文ではないですよ。これは「僕の感想」を書いても、読む人の心を動かせないからです。意識すべきことは「読者の心を動かす」ことでして、具体的には「本をポチる」です。
そのためのセールスライティングを随所に散りばめています。
ポイント③:文字がそこへ連れていく
言葉を心のポケットに閉ざすなど、モッタイない。
言葉を文字に翻訳し、インターネットという大海原に放出すべきです。そうすることで、人との出会いやビジネスの基礎を学ぶことができ、人生に「潤い」が生まれます。
たとえば、下記のとおり。
- ブログでお金を稼ぐ
- 読者から「会いたい」と言われる
- 企業からライティングオファーがくる
まさに「文字がそこへ連れていく」ですね。いうまでもなく、文字を書かなければ、こういった旅を経験できません。辛く長い道のりかもしれませんが、僕も「いつかの景色」を見れるよう、コツコツ記事を書いていこうと思います。
顔だけ好きという人がいるので数が釣り合いました https://t.co/CcvVe5DSo5
— 田中泰延 (@hironobutnk) April 3, 2022
『読みたいことを、書けばいい』の注意点
ズバリ、エッセイを書いても稼げません。
ブログでエッセイを書いても、稼げません
本書でも、エッセイのテーマが登場します。
エッセイというのは、随筆のことです。
事象と心象が交わるところに生まれる文章
筆者いわく、上記が「随筆の定義」ですが、ちょっと意味不明ですよね。
しかし、随筆の定義とかはどうでもよく、ネットで検索されるには、少なくともSEO対策が大切ですよという話。もしくは、SEOは無視しつつも、SNSなどで濃い読者を獲得していくとかですね。
どの道、「読者に役立つ記事」+「文体」+「SEO」がすべてなので、読みたいことだけを書いてたり、書きたいことを書いてるだけじゃ、それはゴミ記事になるかと。
なので、本書でも述べてるように「読む人が主役」になれる記事でないとNG。そのためには「文字が少ない」方が読みやすいですし、著者のような「ツッコミ」のある文体も読者を楽しませるサーヴィスなのかと。

読み終えた、感想
正直、「田中泰延の文体」が好きになりました。
顔は好きになれないけど…
まぁでも、SEOガチガチのメディアが書いた超絶つまんない記事より、著者のような人間味あふれる記事の方が評価されて欲しいですね。そういう意味で、SEOからの脱却を目指したいブロガーにぜひオススメな本となっております。
そして結末には、著者の「読みたいことを、書いた」言葉の象徴で幕を閉じます。
〇〇なものはない
続きが気になる方は、ポチりましょう。
林修も絶賛です。
読みたいことを、書けばいい
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