ブログに自己表現なんて不要です【プロとアマの差】

音楽で自己表現する二人の男性

自己表現ブロガー

ブログ自己表現ってすべきかな?

ブログで自己表現ってすべきかな?芸能人も自由に書いてるし、僕も真似してみようかな?素直が一番、ブログで自分の想いをツラツラ書くべきだと思います。

こんなお悩みを解決します。

✔︎本記事の内容

  • ブログに自己表現なんて不要です
  • 自己表現を消しつつ、愛のあるブログを書く3つのコツ
この記事を書いている僕は、ブログ歴2年ほど。ブログで20万くらい稼ぎました。

ブログに自己表現なんて不要です【3つの理由】

ダンスで自己表現する二組のカップル

ブログは、サービス。
だから、自己表現なんて不要です。

  • 理由①:誰に伝えるか
  • 理由②:読者の立場で書く
  • 理由③:美しさより伝わる文章

理由①:『誰』に伝えるか

常に「読者」のことを考えましょう。
「何を伝えるか」より大切です。

本記事の場合は、「ブログを始めたばかりの過去の僕」に向けて記事を書いてます。

えっ?それって読者に向けて書いてるの?

こんなふうに思った方。
実は、過去の自分に向けて書くと、同じ悩みを持った読者に届きます。

詳しくは、ブログでペルソナ設定する方法でまとめています。

芸能人のブログは、彼らだから許される

芸能人は、「最強カード」を持ってます。
それは、圧倒的努力を積み上げた「顔」です。

たとえば、海老蔵さんのブログを見てみます。

今日で
あと3日会えないので
くっつきたいですがラブラブラブラブ

“写真”

授業中なので
難しいですね笑い笑いアセアセ

“海老蔵の足”

終わるまで
待つチューリップチューリップチューリップ

笑笑w

引用元:市川海老蔵オフィシャルブログ | 麗禾も

50文字くらいで、おわり。「いいね」数、、、154...オーマイゴッシュ...

あなたが上記のような自己表現をしても
たくさんの人に見られるでしょうか?

答えは、Noです。
「お前、誰だよ!」「キモいぞ」といわれるだけ。

理由②:読者の立場で書く

ブログは、サービス。
だから、読者のために書く。

旅館の女将さんは、常に「客」のことを考えてますよね?靴を覚えてたり、従業員の育て方、料理や周辺の観光地の知識、温泉の効能、部屋の照明...あげたらキリがない。

ブログも同じ。
読者の立場で、書くべきです。

僕の存在は、文章の引き立て役。
舞台で踊るのは、Macでカタカタ打った文章です。

ブログで意識している5つのこと

  • 漢字をへらす
  • すぐに改行
  • 一文は、短く
  • 「が」を使わない
  • 話しかけるように書く

上記を「サービス」といいます。
ゆーまでもなく、無料です。

ここまで意識してるブロガーっていますか?

たぶん、あまりいないかと。

読者の「目」でブログを書きましょう。
奉仕の精神で生きることです。

理由③:美しさより、伝わる文章

大切なのは、伝わる文章。
誤解されない文章を書くことです。

推敲してください。

たまにいますよね?こーゆう年上。
だいたい、酒好きな人。自分に酔ってます。

ぶっちゃけ、こんくらいの意味ならわかります。
しかし、日本人の10分の3くらいは「?」ですね。

茶道と会議のお茶の差

美しい日本語 = 茶道です。
伝わる文章 = 会議のお茶です。

会議を円滑に進めるのに、先生の立てたお茶って必要ですか?むしろ、会議はペットボトルの「おーいお茶」でないと困ります。

ブログも同じ。
美しさより、伝わる文章です。

ブログは「おーいお茶」でいいのです。
68円のお茶を飲みつつ、スラスラ書いてます。

つまり、偏差値50な中学生でもわかる文章を書きましょう。

プロとアマチュアの差とは?

最近読んだ本「いますぐ書け、の文章法」から引用します。

あっさり言ってしまうと、プロにとって文章は道具でしかなく、アマチュアにとっては「個性が現れる表現方法」だと考えてしまう傾向にある。

モノ書きの、本質ですね。

  • プロ:文章は、道具
  • 素人:文章は、アート

上記のとおり。

文章で自己表現をしたいなら、アーティストを目指すべき。むしろ、プロのアーティストでさえ、自己表現なんかしてません。

海老蔵さんは、歌舞伎の舞台で自己表現をしていますか?

99%していないです。
自己表現をしてるなら、裸で踊ってます。

プロは、自己表現をしません。
常に「客」を意識します。

そもそも、ブログなんて読まれない

そもそも、ブログなんて読まれません。
読者は、想像以上に忙しいですから。

検索上位からクリックされ最後まで読んでくれる
宝くじで1等に当選するくらいレアなこと。

事実、読者はあまりにも不親切。
本屋でページをパラパラめくって棚に戻す。

だったら、読者には敬意を示すべき。
「ブログ=サービス」というのは、そーゆうことです。

自己表現を消しつつ、愛のあるブログを書く3つのコツ

愛を降り注ぐ天使と手を繋ぐカップル

それでも、愛したいですよね?
自己表現を消しつつ、ブログを書くコツです。

  • コツ①:「〇〇だと思う」を使わない
  • コツ②:いま、持ってる武器で戦う
  • コツ③:ちゃんとした文章を書かない

コツ①:『〇〇だと思う』を使わない

僕は、〇〇だと思います。
私は、〇〇じゃないかと思う。

それって、あなたの感想ですよね?あなたって誰ですか?「思う」ってことは、根拠なしってことですね?

残念ながら、あなたの感想を聞きたくありません。
ツッコミどころ満載です。

解決方法

  • NG:僕は、ブログに自己表現は不要だと思う
  • OK:ブログに自己表現なんて不要です

上記のとおり、断定しましょう。
「自信ないのかな?」と思われ、離脱されます。

そして、主語にも気をつけるべき。

「僕は」「僕が」を使いたくなったら、「。」を打て!

書きたくなる気持ち、すごくわかります。
気を抜くと、使ってしまうので。

詳しくは、文章をスラスラ読める!?正しい「が」の使い方を見ると参考になります。

コツ②:いま、持ってる武器で戦う

手持ちの武器で戦う、、、
この思考がプロとアマチュアの差です。

つまり、今のあなたの言葉を使いましょう。

うまくいかない原因は、スキル不足だから?

こーいう思考な人は、「有料セミナーに参加する」「ボキャブラリーを高める」「コミュニケーション力が重要だ」などと、テクニックに走りがちです。

残念ながら、そこに正解はない。
本記事を理解できるなら、問題ない。

ちなみに、コミュ障な僕に結婚式のスピーチを頼んだら「おめでとう」の一言でおわりです。

東大王の漢字クイズは、必要ない

たとえば、さっき述べた「推敲」という言葉。
使いこなせたら、なんかカッコいいですよね?

「君、推敲したまえ」「推敲した方がいいと思います」「推敲が必要だと思われます」

でも、こんな言葉なんて使うべきじゃない。
見栄を気にするあまり、相手に「声」が届かない。

そもそも「推敲」ってどういう意味ですか?
そんなのも知らないなんて、非常識ですよ…

超絶、ウザすぎ。
こんな人とは、働きたくないです。

APEXを、想像しましょう

FPSで人気な「APEX」というゲーム。
バトロワゲームは、最高にオモシロい。

たとえば、「P2020」というザコ武器。初動で戦えば、素手でもフツーに負けます。

しかし、プロの思考はアマチュアとは違う。
下記のとおり。

  • プロ:P2020なら、1vs1を避けて味方をカバーしよう
  • アマ:P2020しかねー。マスティフ相手とか無理だろ。おい、味方…

プロは、手持ちの武器で勝てます。
アマチュアは、武器や味方のせいにして負けます。

残念ながら、現実でも上記のとおり。
手持ちの武器で、戦おう。

コツ③:ちゃんとした文章を書かない

ブログは、読書感想文じゃないです。
だから、ある意味テキトーでOKかなと。

ほら、「適当」という漢字も、「テキトー」で済ましてますよね?

こういった、テキトーな感覚。
読書感想文なら、100%怒られると思います。

テキトーに書くと、自己表現になるのでは?

大切なのは、伝わる文章。
わかりやすい文章かどうかです。

ぶっちゃけ、「ガチ中華」マジでパネーっすよ!

こんな書き方でも
「中華料理、オススメなんだな」と理解できますよね?

文章にリズムが生まれ、アーティストにもなれます。つまり、「愛」が芽生えます。

「茶道」を忘れて、「おーいお茶」でも飲みつつ
テキトーに書けば、とりまOKです。

とはいえ、ブログで自己表現をしたい

読みたいことを、書けばいい。」から引用します。

物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛

つまり、ブロガーの考えなんて
1%だけ「僕は、〇〇だと思う」と書けばいい。

ろくに調べもせず、自分の想いをツラツラ書いているブロガーだと、モノ書きの世界では仕事をできない。平安時代で、清少納言とどうぞ。

自己表現は、1%くらい。
残り99%は、リサーチと読者愛。

それが、先人の答えです。

自己表現をしたい人は、モノ書きになれません

さいごに、本記事をまとめます。

  • 結論、ブログで自己表現は不要です
  • なぜなら、自己表現をすると、読者を忘れてしまうから
  • たとえば、むずかしい漢字を使わないことは、読者へのサービス
  • とはいえ、自己表現をするなら、1%くらいならOK
  • つまり、ブログは読者への奉仕活動である

こんな感じです。
わりとフランクな気持ちで書いてます。

ただし、酒を飲みながらブログを書くのは良くないと思います。