BTCウォレットについて知りたい人
食べられるんですか?
ビットコインウォレットって何?
食べられるんですか?
ウォレットってことは、お財布の認識でOK?
自分にあった、ビットコインウォレットを探したいです。教えてください。
こんなお悩みを解決します。
本記事を読むと、ビットコインを始めとした仮想通貨ウォレットについて理解が深まります。
✔︎本記事の内容
- ビットコインウォレットとは何か
- ビットコインウォレットの種類を解説
- 仮想通貨取引所の危険性
ビットコインや仮想通貨のウォレットについて、網羅的に解説します。前提として、ブロックチェーンという革命的な技術によって支えられていますが、100%安全というわけでもない。
資産を守ることも、投資家としての重要な使命ですので、この機にぜひ「ウォレット」の重要性について学んでいきましょう。
ビットコインウォレットとは何?
ビットコインを保管する専用の財布。
6種類あるので、後ほど解説します。
財布というよりか、仮想通貨専用の銀行やATMに近いです。必要に応じて、いつでも仮想通貨を引き出せたり、送金できる仕組みです。仮想通貨は現金とは違い、暗号署名という技術によって、持ち主が追跡できるようにプログラムされています。
ザックリとした、ウォレットの認識
まずは、現金と仮想通貨の両軸で考えた方が分かりやすいと思います。
- 現金:実態がある→リアルに財布を持ち歩く(銀行の概念は、とりま排除)
- 仮想通貨:実態がない→仮想通貨専用のバーチャルなウォレット(取引所やUSB、アプリで管理)
つまり、現金だとリスク大です。
なぜかというと、常に財布で持ち運びや管理をしていており、紛失や盗難のリスクがあるから。
一方、ビットコインなどの仮想通貨ウォレットはというと、取引所でも管理はできるけど、いろいろな方法で資産を管理できます。とはいえ、現金みたく実態がないので、管理もバーチャルということ。
現金も、銀行や電子マネーで管理しているじゃないかと疑問に思うかもですが、ビットコインもそれに近い認識でオッケー。実態がバーチャルということ。取引所やUSB、アプリ管理などがあります。詳しくは、後ほど解説します。
【質問】ビットコインウォレットは、必要ですか?
はい、持っていた方がオススメです。
取引所(取引所自体もウォレットの一つ)でも管理できますが、ハッキングリスクがないわけではない。
とはいえ、日本の仮想通貨取引所は、過去のハッキング事例を受け、金融庁の厳正なるチェックにより、取引所として認められるまでのハードルが高くなっています。
つまり、認可が下りている仮想通貨取引所はハッキング対策が十分に取られているハズ。とはいえ、多くの利用者がいる分、ハッカーの対象になりやすい点も留意する必要があるよ。
過去の、取引所におけるハッキング事例
ハッカー集団「CryptoCore」なるモノも存在しており、仮想通貨のみならずネット世界は、常にハッキングの危機に晒されています。
過去の、仮想通貨取引所ハッキング事例です。
- マウントゴックス事件:470億流出
- コインチェックNEM流出事件:580億流出
- Zaif不正流出事件:67億流出
億単位で流出しまくりです。
とはいえ、会社のセキュリティ問題。
当時は、新しい技術ということもあり、セキュリティ面も甘かったようです。
ビットコインウォレットは、6種類あります
大きく分けて、2種類。
上記を細かく分けると、6種類あります。
ホットウォレットとコールドウォレット
まずウォレットには、大きく分けて2種類ある。
ザックリとこんなイメージです。
インターネット接続で管理するか否か。
- ホットウォレット:インターネット接続で管理するウォレット。早く、簡単に仮想通貨を移動できるが、ハッキングリスクあり。取引所によって、セキュリティ強度が違う。
- コールドウォレット:インターネット接続なしで管理するウォレット。ハッキングリスクはないが、利便性が微妙。
一般的に、コールドウォレットで管理した方がオススメ。後述しますが理由は、ハッキングリスクがあるため。
ネットに繋がれていると、ハッキングリスクが常にある。事実、過去に仮想通貨取引所は、何度かハッキングされています。とはいえ、コレは取引所のセキュリティシステムの問題。ブロックチェーン技術は、ハッキングされていません。故に、仮想通貨は悪くはない。
6種類の、仮想通貨ウォレット
上記のとおり。
一つずつ解説します。
ホットウォレットは、利便性が高いもののセキュリティは微妙です。一方、コールドウォレットは、利便性は悪いもののセキュリティは抜群です。
※ウォレットによって保存できる仮想通貨が異なります。事前確認をお願いします。
仮想通貨取引所のウォレット
ホット&コールドウォレットタイプ。
一般的な仮想通貨取引所という認識でオッケー。
取引所で購入すると、自動的に取引所内のウォレットで管理されます。利便性も高いので、多くの人が利用しています。スマホからも操作できるので、本当に便利。
とはいえ、取引所保管はあまりオススメできない。
少額ならいいですが、長期で1BTCくらい持つならコールドタイプにすべき。
必ず二段階認証を設定すること。ハッキングのリスクがないわけではないので、不正操作でオワタになります。しかしそれは、ビットコイン自体のブロックチェーン技術の問題ではない。
モバイルウォレット
ホットウォレットタイプ。スマホやタブレット等のデバイスで管理できる、アプリタイプのウォレット。
ビットコインが主な対象保管通貨であり、アルトコインに対応しているウォレットは少なめ。
とはいえ、利便性は抜群です。
ド定番のモバイルウォレットを紹介します。
iOSとAndroid両方に対応しています。
将来的に、仮想通貨で決済できる店が増えれば、利便性は大きく向上するハズ。とはいえ、2020年現在は、使えるお店がまだまだ少ないので、ぶっちゃけ微妙かも。
デスクトップウォレット
PCに専用アプリをダウンロードして保存するウォレット。上記モバイルウォレットに対し、こちらはパソコンで保管します。
ド定番のウォレットです。
常時ネット接続していますので、セキュリティ的に怖いです。
開発者以外は、使わなくてもいいです。
ビットコイン初心者は、そもそもこの選択肢は知らないハズ。
ウェブウォレット
特定のウェブサイトを通じて提供されているオンラインサービス。IDとパスワードで管理し、複数の端末からでもアクセスできます。
ぶっちゃけ、使い方がややこしくなるので使わなくていいかもです。
ハードウェアウォレット
コールドウォレットタイプ。
個人的に、コレが一番安心かなという印象。
USB端末に、ビットコインや仮想通貨を保存するウォレット。常時ネット接続がないので、ハッキングリスクがそもそもない。
基本スタイルは長期運用でして、短期トレードの場合は不要。ガチホするタイプ向けです。
✔︎オススメなハードウェアウォレット
Ledger NanoS 暗号通貨ハードウェアウォレット
こちらが、わりとド定番ですね。
1万円くらいしますが、たくさんの方が使われているので、安心です。
ペーパーウォレット
コールドウォレットタイプ。
紙媒体で、秘密鍵と公開鍵を保管します。
セキュリティ自体は、一番といわれています。
とはいえ、利便性はオススメできません。
紙を紛失したり、経年劣化で文字が読めなくなったら、仮想通貨も失うことを意味します。
仮想通貨取引所の危険性【それは、ハッキングリスクです】
何度もいっているように、ブロックチェーン技術は神です。問題なのは、取引所のハッキングや二段階認証を設定していない本人の管理の甘さです。
取引所のIDとパスワードは厳重に管理
ビットコイン自体は盗めない。
しかし、取引所のIDやパスワードは、ハッキングリスクがある。
他人になりすまし、不正ログインやクレジットカード情報を盗まれたり、不正操作で勝手に売買されることが考えられます。
あと最近、Facebookアカウントでログインする人が増えていますが、コレはオススメできない。
めんどくさいかもしれませんが、二段階認証でログインしておくべき。アカウントが盗まれたら、関連したサービスも筒抜けです。
なりすまし防止対策
- 使い回しや類推できないパスワードで管理
- 二段階認証を、必ず設定する
- 指紋認証などでロック機能もつける
- コールドウォレットで厳重管理
- 取引を他人に見せない、見られない
ハッカーの心理を、予想しました
大半の仮想通貨ユーザーは、取引所で一括管理している人が多いハズ。なら、安定の取引所を狙うか、ウシシ…
おそらく、二段階認証を設定していない人も一定数いるハズ。コールドウォレットで管理していない人たちをカモってやるぜ…
こんな感じです。
厳しい意見ですが、取引所というよりかは、本人の問題もある。
過去の流出事件に関しても、ホットウォレットで管理していた人がターゲット。コールドウォレットで管理しましょう。
リスクヘッジしつつ、ビットコインライフを満喫することですね。
結論、どのビットコインウォレットがオススメか
ハードウェアウォレットがオススメです。ペーパーウォレットについては、セキュリティは抜群ですが、管理がアナログなので却下。
Ledger NanoS 暗号通貨ハードウェアウォレット
もしくは、モバイルウォレットですね。
とはいえ、コールドの方が安全ですね。
それに、仮想通貨は短期トレードには向いていないハズ。ボラティリティも高いし、送金スピードも即時決済スピード遅い。
なら、長期保有のガチホでコールド保管がよくね?という感じです。
取引所のウォレットもありですが、ハッキングのリスクヘッジとして、別のウォレットで厳重管理しておいた方が良さげです。
というわけで、今回はここまで。
それぞれのニーズを選び、仮想通貨ライフを楽しみましょう。リスクヘッジをくれぐれもお忘れることなく。
アディオス。