マイニングについて知りたい人
マイニングってなんですか?
マインクラフトと関係ありますか?
マイニングってなんですか?
マインクラフトと関係ありますか?
ビットコインには、マイニングって概念があると聞きました。
イメージ的に掘るってことでOK?
教えてください。
こんなお悩みを解決します。
本記事を読むと、ビットコインのマイニングへの理解が深まります。そして、マイニングに絶望します。
✔︎本記事の内容
- ビットコインのマイニングの仕組みを解説
- ビットコインをマイニングする方法を解説
ビットコインのマイニングについて解説します。
マインクラフトは、全く関係ありません。とはいえ、イメージ的には近いかなと思います。ブロックを掘って組み立てて、つなげるみたいな...あとスミマセン、先にいいますが、途中で少し臭い記事になっています。
ビットコインのマイニングの仕組みを解説
マイニング=採掘って認識でOK。
何を採掘するのかというと、ビットコインです。
採掘=報酬としてBTCがもらえるという仕組み。
現在のマイニング報酬は6.25BTC(約1,000万)でして、これは半減期というビットコインの仕組みに基づいています。
【チャート分析】ビットコインの半減期とは?仕組みをわかりやすく解説【注意点あり】でも解説しているので、半減期の基礎を知りたい方はどうぞ。
マイニングとは何か?
マイニングとは、ビットコインの取引が正しいかどうか検証する作業です。
正しいことが承認されると、報酬としてBTCがもらえます。ただし、勝者は1名のみでして、早い者勝ちです。
具体的には、、、
- 検証を行うブロックデータ
- 1個前の承認されたブロック内のハッシュ値
- ノンス値
上記3つのデータを合成してハッシュ関数にブチ込み、その結果、最初にゼロが16桁並ぶハッシュ値を見つけ出せると、取引の正統性が承認される仕組みです。
このハッシュ値がブロックとブロックを繋ぐ「チェーン」になります。ブロックチェーンの仕組みも知っていると、よりわかりやすいかと思います。
【初心者向け】ブロックチェーンの仕組みを図解付きでわかりやすく解説【ビットコインの未来とは】を参考にしてみてください。
ハッシュ関数とは何か?
ハッシュ関数とは、適当な値を入れると、適当な値を返してくれる関数。なお同じ値を入れると、必ず同じ適当な値が返ってきます。
しかし、ハッシュ値から元の値は算出できません。
わかりやすくいうと、、、
- ご飯→うんこ
- 赤飯→うんち
- 麦飯→うんちっち
「ご飯」を食べると必ず「うんこ」が出るといったイメージ。しかしその逆の「うんこ」から「ご飯」は生成できない。
本来は、めっちゃ長い適当な文字列で出てくるので、ハッシュ値生成ツールを試すとわかりやすいです。
とはいえ、先頭にゼロが16桁並ぶ確率って、エゲツなく低いですよ。どのくらい確率が低いかというと、トウモロコシを食べていないのに、うんちにコーンが混ざっているくらいの確率です。
ビットコインをマイニングする3つの方法【諦めましょう】
ビットコインをマイニングする方法を3つ紹介。
見事マイニングできると、BTCゲットです。
とはいえ、無理ゲー。
残念ですが、諦めましょう。
方法①:ソロマイニング【個人でマイニング】
ソロ充ですねw
要は、仮想通貨のマイニングを専用に行うために改造したPCを使います。
24時間365日稼働させるので、電気代が馬鹿にならない。
あと、PC機材も揃える必要があるし、数十万円は必要ですね。
方法②:プールマイニング
大人数で協力して、マイニングを行う方法。
マシンパワーを合わせることで、マイニングに成功できる可能性が若干上がります。
報酬は山分けですので、総取りというわけにはいかないと思います。
方法③:クラウドマイニング
マイニング業者に投資することで、おこぼれを貰う方法。現状、これが現実的なマイニング。
実際に自分たちでマイニングをする必要がないので、機材や電気代がかかりません。
とはいえ、手数料を取られますのでお気をつけください。なお事業者の選定をミスると、詐欺られたり倒産リスクもあります。
ビットコインのマイニングが無理ゲーな理由
上記でマイニングする方法を3つ述べました。
マイニングに成功すると、BTCをもらえます。
「よし、じゃあ早速マイニングに挑戦してみるか」といきたいところなのですが、これが無理ゲーすぎでして、残念ですが諦めましょう。
なぜ、無理ゲーなのか解説します。
スバリいうと、、、
1位以外は、報酬がもらえない
これにつきます。
カイジ風にいうと、、、
「勝つことがすべてだ!」「勝ったらいいなじゃない、勝たなきゃダメなんだ!」「勝たなきゃ、ゴミだ!」
マイニングの世界は、わりとこんな感じです。
あっ、報酬的にね。
ちなみに、2位以降のマイナーは、正しい答えかどうか「承認」する作業を行います。ので、勝てなくてもゴミではありません。とはいえ、電気代などのコストはすべて無駄になります。
2位じゃダメなんですか?
ダメですね。
つまり、報酬はもらえない。
「じゃあ、1位を目指せばいいんでしょ?」といきたいところですが、学校のテストで1位を取るレベルのお話ではありません。
あなたは、下記を実践できますか?
- 超高性能PCを数万台用意
- 24時間365日フル稼働
- PCを格納する巨大倉庫と広大な寒冷な土地
- アルゼンチンの年間使用量以上の電気代
- 小型銃を武装した警備員の配置
- そして、10分以内に最速で正解を導き出す
「それでも、挑戦してやるぜ!」という変態がいましたら、どうぞご自由にどうぞ。
世界でマイニング競争を勝ち取ろうとしている企業は、これくらい実践しています。個人や身内で、マイニングで勝とうなんて100万年早いですね。
マイニングに期待するより、取引をしよう
本記事をご覧いただければ、マイニングは無理ゲーと分かったかと思います。
マイニングゲームに参加し、見事1位で正解を見つけることができれば、BTC報酬をゲットできます。しかし、利益に対するコストがキチガイレベルです。
資金力のある一部のマイナーのみが常に有利でして、個人がマイニング競争で勝つことはほぼ無理ゲー。
また、BTC報酬をゲットできたとしても、ビットコインはボラティリティが高いので、大幅下落した時の損失も大きくなります。逆もしかりですが…
なお、半減期を4年に1度迎えるたびに、マイニングに対するBTC報酬は半減されます。電気代や資機材代などのコストも相まって、赤字になる可能性も十分考えられる。
まずは、普通に取引をしよう
ビットコインで利益を出したいなら、マイニングに期待するより、普通に取引した方がオススメ。
とはいえ、ビットコインであわよくば儲けることが本質ではない。
つまり、それだとギャンブルと同じ。
大事なのは、長期目線の鋭い鑑識眼。
僕は、ビットコインの可能性とブロックチェーンの偉大さを十分に理解しているので、短期で儲けようなんて考えは一切ありません。そもそも、税金や手数料がバカ高い。
とはいえ、大半の人は、ロクに勉強や情報収集もせず、仮想通貨で損が生じたら撤退って流れだと思います。
- 捨て金で、ベット
- 長期目線で、ガチホ
- 投資つつ、情報収集と勉強
この辺りが、僕の定石。
大半の人は、この逆をしている。
チャートを見ていると、なかなか相場から目が離せなくなりガチですが、消耗しない程度で勉強はすべき。
チャート画面の向こう側にいるのは「プロ」です。
ゼロサムゲームです。
というわけで、今回はここまで。
マイニングは、マイニングオタクに任せて、まずは取引に参加しましょう。
アディオス。