ごきげんよう、ミヤビです。
さて今回は、社会で役立つある法則についてです。
それは「2:6:2の法則」になります。
ザックリいうと、、、
優秀な人:普通な人:働かない人 = 2:6:2
の割合で組織は構成されている。
「2:6:2の法則」は自然の法則でして、働きアリの世界でも同じといわれています。
よく働くアリ:適度に働くアリ:サボるアリ = 2:6:2
学校や社会、そして恋愛でも「2:6:2の法則」が当てはまります。
そして怖いことに、どんなに優秀な人材で組織を構成したとしても、「2:6:2の法則」に支配されるという事実がある。
・働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる。
・働きアリのうち、本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割のアリはサボっている。
・よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。
・よく働いているアリ2割を間引くと、残りの8割の中の2割がよく働くアリになり、全体としてはまた2:6:2の分担になる。
・よく働いているアリだけを集めても、一部がサボりはじめ、やはり2:6:2に分かれる。
・サボっているアリだけを集めると、一部が働きだし、やはり2:6:2に分かれる。(Wikipedia-働きアリの法則)
う〜む、おもしろい。
なるほど、ニート集団を作ったらその中から「働くニート」が生まれるわけですね。
ひょっとして、ハゲてる人を100人集めたら、そのうち20人はハゲ治療の行動をするということですね。
ニートとハゲのみなさんに朗報です。
「俺たちに、まだ希望はある」
というわけで、さっそくみていきましょう。
「2:6:2の法則」があなたの心を救う【人間関係も解決】
この支配からの卒業はできない。
なら、この自然の法則に逆らわないことが大切。
心が軽くなる
多くの人は、上位2割の人間ではないということ。
普通か普通より下かそんな程度。
そう思って、「まあそんなもんだよな」と納得してください。
特に人間関係。
たいはんの人は、あなたに興味はないし、あなたのことを嫌いな人もごく一部ということ。
学校や会社とかSNSの世界に囚われすぎてても、それはほんの一部にすぎないということ。
たとえハゲで悩んでいたとしても、「無限に広い宇宙で繰り広げられている超新星爆発からみたらたいしたことはない」ということ。あっ、それは関係ありませんね。
「2:6:2の法則」を書き出してみた
わりと肌感覚で事実だと思う。
- 良い子:普通な子:悪い子
- 仕事できる人:普通な人:仕事できない人
- 好かれる人:興味ない人:嫌われる人
- 優秀なニート:普通なニート:クズなニート
- ハゲてない人:薄毛が気になる人:ハゲ
ザックリですが、ほぼほぼ「2:6:2の法則」に当てはまる。すみません、ちょっとディスりましたm(_ _)m
しかし不思議なことに、下位のポジションにいるのに能力が高い人って一定数いるんですよね。
たとえば、、、
- 不良なのにテストの点数が高い
- ニートなのに東大卒
- ハゲなのにモテる
いっけん、下位ポジションにいる人が必ずしも「悪」ではないことがわかります。
働かない2割の人間を切り捨ててはダメ
能力は一定以上あるまたは優秀だとして、働かない人を切り捨ててはいけないと思う。
給料泥棒と思われるかもですが、組織の円滑な運営にはわりと必要かと。
理由は下記のとおりです。
- 下位2割は待機要員
- 残り8割の人間の存在意義につながる
終身雇用の完全な崩壊やコロナで首を切られた人は多くいます。
たぶんですが、「会社のお荷物」と判断された人ではないでしょうか。
しかし僕は、下位2割の人間を切り捨てては根本的な解決にはならないと思う。
実は能力やスキルがある人が組織に紛れ込んでいるからです…
下位2割は待機要員
働きアリの世界では、下位2割の働きアリは一見「単にサボるアリ」です。
そして、「よく働くアリ」が疲れて休むと、下位2割の「サボるアリ」は働くようになります。
つまり、下位2割のアリ様は「待機要員」。
このことから、待機要員を切り捨ててしまうと、組織が消耗したときの繋ぎ手がいなくなり、停滞に陥るハメになる。
会社もわりと同じでして、突然に優秀な人が辞めていくことはわりと多い。
その穴埋めを誰がやるのかというと、組織に残っている人でして「待機要員」の出番になるというわけですね。
残り8割の人間の存在意義につながる
心理に大きな影響を与えます。
- 一般的に、人間は優位性を保ちたい
- サボれる環境だと、職場の雰囲気が心地よい
サボる人や仕事ができない人が一定数いるからこそ、愚痴をいったりマウントをとる必然性が生じるのだと思います。
「そういう人からは離れた方がいい」という意見は置いといて、組織運営において彼らの存在は必要悪です。
そして、特に大事なのが2番目ですね。
一部の人間がサボっても組織運営が回る状態は、そこまでギスギスした環境ではないハズ。
だから、むしろサボれる環境は良好な組織運営において必要不可欠ってわけです。
逆にいうと、誰一人ともサボれない環境だとかなりの確率で弊害が生じる。
そういうところは離職率が高めだったり、下手すると自殺もあり得ます。全滅もなくはない。
「2:6:2の法則」からは抜け出せない【2割の人間を目指そう】
成功しているのは、他人とは視点が違う人です。
2割の少数派を目指しましょう。
上位2割を目指す
僕がやるとしたら下記のとおりです。
- 市場価値の高い会社に就職・転職
- 死ぬきで働いて、スキルを盗む
- 数年で辞めて、独立か転職
組織で上位2割を目指すのは、わりとキツイと思う。
どうせ、組織で上位2割の人材は必然的に生まれる。
「あなた」が上位2割になる必要はないんですよ。
そういう前提のもとで、組織で一生懸命働きスキルを盗んで、あるとき方向転換でオッケーです。
これが賢いステップアップ戦術です。
普通ポジションはオススメしない
普通のポジションだとわりと損すると思います。
なぜなら、最終的に損をする立場はいつも社員だからです。
組織運営の立場でもない、サボる人材でもないということはある意味「板挟み状態」なわけですね。
下手したら、下位ポジションに転落ですよね。そして、中間層だと「周りの目」を気にする人も多い。
「窓際族にはなりたくない」「クビにはなりたくない」「陰口をいわれたくない」などとビクビクしやすいと思う。
そういった意味で、精神的にも肉体的にも消耗しやすいのが中間層です。
「必死に生きるか、必死に死ぬか」このどちらかでいいと思う。
あえて、下位2割に紛れ込む
実はこれもかなりオススメ。
市場価値の低い会社に入ってしまったのなら、あえて仕事をサボりましょう。
会社に忠誠をしないということですね。
辞める前提で仕事することです。
「サボる」という意味は要領よくサボるということ。文字通りにサボったら、信用を失いますよ。
事実として、市場価値の低い会社で一生懸命頑張ったところで、給料は上がらない。そして、稼ぐスキルもあまり身につかない。
だから、会社ではあまり頑張りすぎず、家で副業や市場価値の高いスキルをこっそり勉強しましょう。
そして、転職。これがいいと思います。
下位2割に潜り込むことで、消耗を防げますよ。
2割の人間を目指そう
結論、2割の人間を目指しましょう。
「必死で生きるか、必死に死ぬか」これが大事。
要は「必死」でやりましょう。
たぶん、死なないので。
必死でやらないと、必然的に普通ポジションにいくと思う。
それも平和かもしれませんが、根本的な解決にはならないんですよね。
たとえば、仕事の人間関係で退職したい思っている場合。
- 給料は悪くないから…
- 上司に退職を告げる勇気がない…
- この先も耐え続ければきっと…
こんなショボい理由でウジウジしてても、わりと人生無駄です。
多少の勇気はいると思うのですが、最初だけですよ。
事実として、行動しないとあなたの未来は変わらないので、副業でもスキル勉強でも身近なところから取り組むといいと思います。
というわけで、今回はここまで。
ニートとハゲに希望を与える記事でした。
アディオス。